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障がいを持つ子どもたちの児童発達支援センターの充実を求める陳情書

への署名にご協力を(五園さくらの会)(9月23日付)

 五園さくらの会(堺市立第1つぼみ園・第2つぼみ園保護者会、第1もず園・第2もず園保護者会、えのきはいむ保護者会)から陳情署名への協力依頼がありましたので、各職場に署名用紙を配付します。

 10月末までにご協力をお願いいたします。

陳情主旨

平成31年開園予定の「児童発達支援センター新第2もず園(仮称)」(現第2もず園とえのきはいむが合併)の建て替えが今年4月から開始されました。建て替えに伴い仮園舎での生活となり、従来の園生活から大きく変化しています。敷地内に工事現場がある療育環境は、環境変化に敏感な障がいのある子どもたちにとっても保護者にとっても不安がつきません。年々正規職員が減少し臨時職員が増加していますが、障がいをもつ子どもたちにとっては継続性のある正規職員の配置こそが安定した療育環境に繋がり必要不可欠となります。

 建て替え後は、児童発達支援センターとして他市でも例を見ない利用定員130名の大規模な施設になります。長年療育に力を入れている政令指定都市として、予算縮減の運営を進めることなく現状の問題を見直し、適正な予算を捻出していただくとともに、今後も公的責任のとれる堺市社会福祉事業団による安定した運営と療育水準の維持及び一層の向上が図られることを切に願います。

陳情項目

①療育水準を低下させないよう、園児対保育士(児童指導員含む)の比は正規職員で3:1を厳守してください。

②通園バスの長時間乗車や自宅から離れた乗降場所は園児の負担になるため、バス台数が確保できる運営予算を捻出してください。

③医療型児童発達支援センターに通う子どもたちの単独通園を一日でも増やせるよう職員体制を保障してください。

④新施設完成に至るまでの間にも、災害への危機管理や仮園舎での生活を含め、子どもたちの安全の確保が図られるよう必要な対策を講じてください。