堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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住みよい堺市をつくる会15年度総会と「さよなら維新政治 堺市民決起集会」

大阪府政を民主化しよう

(11月4・5日付)

 10月30日、サンスクエア堺で住みよい堺市つくる会が15年度総会を開催し、中村正男さん(明るい民主大阪府政をつくる会・事務局次長)が11月22日の大阪府知事大阪市長選挙について講演を行いました。

 「明るい会」が、くりはら貴子さんを支援する「3つの大義」として、①反対意見を封殺・排除する「異質な危険」をもつ維新政治を取り除くこと②「大阪都」構想、など「維新八策」ならぬ「維新失策」による大阪経済の落ち込みを正すこと③これまでにない共同、府民の声で府政を動かすなら、大阪と日本の政治の新しい扉を開くことになることを挙げました。

 また、11年に維新の会が府内の公立学校の教員に国歌斉唱時の起立を義務付ける条例を提出した際、くりはら府議が、「人の意思、信条を法令で縛ることはできません」「私も小中高の時代、たくさんの先生にお世話になりました。あの先生の、あの一言がなければ、あの先生との出会いがなければ、今の私はなかったかもしれないと思えるような、素晴らしい先生にも出会いました。そういった先生方の中には、共産党員であった先生、日教組の組合員だった先生もおられたわけです。もしも、国歌や国旗に対する敬意を公立学校の教員であるための絶対条件にしてしまうとすれば、教員としての優れた資質、能力、情熱を持つ人材を選ぶ機会を、みすみす失ってしまうことになりはしないのでしょうか」「逆に言えば、いくら教育委員会や校長の職務命令には忠実であっても、教員としての資質、共感する能力や指導力に欠けるのではないのかと思えるような教員に子どもたちを預けたくはないというのが、親の本音だと思うのですが」と述べていたことを紹介しました。

 最後に、橋下・維新への「政治を変えてくれそう」という「幻想」を打ち破ることが重要。国政政党・維新の党の分裂騒動においての政党交付金の分捕り合戦や政務活動費の不正使用問題など「身を切る改革とほど遠い実態」など大いに府民の中に打って出る。庶民の大阪にふさわしい府政、また大阪市政へ。歴史的勝利をこの手でつかもう、と呼びかけ講演を終えました。

堺市民決起集会500人以上の参加で大きく成功

 11月2日(月)、サンスクエア堺で「さよなら維新政治 堺市民決起集会」が開催され、500人以上が参加。。「まともな大阪をとりもどす」決意を固めあいました。

 大阪「明るい会」の藤川隆広代表幹事が情勢報告。竹山修身市長からのメッセージ朗読に続き、前自治連合協議会会長の静又三さんが「『堺はひとつ』の気持ちを今一度呼び起こす」ことを語りかけました。

 SADL(民主主義と生活を守る有志)ののじまさとこさんは、「『都構想で堺をなくすわけにはいかない』と初めて投票行動以外の選挙活動に関わった。今回も独自でリーフレットなど作って街頭で配っている」と青年が頑張っている姿を示しました。

 参議院議員のたつみこータローさんがスピーチ。「中小企業対策・教育などくらしにつながる政策や予算が維新政治によって後退した。さらにカネに緩い、身内に甘い体質を露呈している。くりはら貴子さんを知事に押上げ、府民の声が届く、ちゃんと話し合える府政を実現しよう」と訴えました。

 堺明るい会の丹野優事務局長が、「告示後から投票日まで、毎日全駅頭宣伝をやる。まちかど・職場で対話を広げる」等行動提起して集会を終えました。