堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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夏季闘争 第3回交渉開催(5月21日)

モチベーション向上・環境改善へ具体策示し解決責任を果たせ!

交渉前に要請行動

(5月22日付)

 第3回交渉を20時30分より中谷総務局長、大上教育次長、上田上下水道局理事出席のもと開催。交渉に先立って、要請行動も行っています。

職員の声に真摯に受けとめよ

 18時45分から要請行動と職場連名要請書提出行動を開催。代表して、2つの支部が発言・要請しました。

 建設合同支部は「当局の人事評価アンケートで人事評価の目的である人材育成について、疑問があるとの声が寄せられていることについて、重く受け止めるべき。職員が制度に疑問を持っている現状や忙しい中での面談の苦労など職場の現状をふまえ、見直しを」と迫るとともに「係長級昇任試験についてどう育成するのかみえない。モチベーションの維持や技術継承に課題がある」と指摘。

 現業労組は、「用務について、小学校はすべて委託となっているが、営繕業務などは中学校から職員が応援対応している。退職により正規職員不足。このような職場実態からも現業職の給料について、元に戻すべき」と訴えました。

 中谷総務局長は「真摯に誠実に対応したい」、大上教育次長は、「交渉をふまえ、誠意をもって対応したい」と応じ、要請行動を終えました。

 水道労組は、同日の昼休みに上下水道局庁舎において、解決をみていない諸課題の解決について責任をもって対応するよう要請しています。

職員のやる気を引き出すのが人事当局の仕事

 20時30分から開催した交渉では、昇任の課題について係長級昇任試験の「3回ルール」について「何らかの策が必要」と示したことについて、「3回ルールについて受験意欲をなくされる方もおられるだろう。それもふまえて方策を考えたい。試験通知時期もふまえたい」と述べました。

 また、非常勤職員の母性保護休暇のうち、妊娠中の通勤緩和については、「何らかの改善を講じなければならない。種々検討し、ご指摘を受け止めた中で早急に案を示すよう努力していきたい」と述べました。

 また、一時金、夏季休暇、賃金カット、給与構造改革にともなう諸課題、人事評価、再任用職員の欠員、再任用職員の給与などについて、業務執行体制の現状、職員のモチベーション維持・向上にむけた環境づくりなど、当局としてどう使用者責任を果たすのかを具体の例を示しながら追及し、27日の交渉日までに改善にむけた具体の施策を示し責任を果たす姿勢を示せと迫り、交渉を終えました。

 一次集約した職場連名要請書は、提出しましたが、職場からの声を届け、改善をせまるため、引き続き職場連名要請書の結集と行動への参加を訴えます。