堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

第8回拡大中央委員会を開催

要求の前進にむけたたたかいと  

堺市職労の組織拡大・強化を!

(4月25日付)

 23日、第8回拡大中央委員会が開催され、2014年夏季闘争方針(案)、要求書(案)が提案されました。

 開会あいさつで山道執行委員長は、「経済界を代表するメンバーなどで構成される「産業競争力会議」において、労働規制の緩和が議論されている。安倍首相は「岩盤規制・既得権益を打ち破る」として、国家戦略特区などで、こうした動きを推し進めようとしている。しかし、安倍首相が言う既得権益とは、労働者を保護するための労働法制などであり、こうした動きを許さないたたかいを、春闘から夏季闘争のなかで進めていかなければならない」と訴えました。

 つづいて荻野書記長が夏季闘争方針(案)、要求書(案)について提案。①全体の奉仕者としての位置づけが堅持されるよう求めると同時に、住民の基本的人権を保障し、住民福祉の向上のために、公務員バッシングを乗り越えて、公務員労働者と民間労働者、住民との連帯・共同の関係を広げる取組みをすすめる。②職員活性化条例に基づく人事評価の本格実施及び勤勉手当の反映について、理解と納得の得られる制度構築に向けた検証を行うまでは、給与反映の凍結を求める。③給与構造改革給料表導入に伴う諸課題の解決に向けて、当局に早急に具体案を提示させるとともに、提案理由について説明を行わせ、職場討議を進めながら要求の前進をはかる。④業務量に見合った人員の確保、恒常的な長時間過密労働の解消、非正規職員の均等待遇確保を柱に、要求の前進をめざしてたたかう。⑤要求の前進に向けたたたかいや運動など、全ての取組みを、堺市職労の強化・拡大につなげる両輪の活動をすすめる。との5つの柱で夏季闘争での要求前進をめざそうと提起しました。

【中央委員の発言】

○24日に予定している人員体制交渉では、支部交渉では解決できない共通課題など、交渉での獲得目標を明確にしたうえで、効果的な体制で交渉に臨む必要があるのではないか。

 また、本日提案された方針(案)、要求書(案)については、しっかり議論して意見を上げていきたい。(水道労組・植本委員長)

○仕事のなかで体験した話をしたい。いま、府営住宅の家賃滞納な対して、真っ赤な色の督促はがきが送られている。一目でわかるような色。たしかに家賃を滞納することはよくないが、年金が減り、消費税が増税されるなかで、やむにやまれず滞納せざるを得ない住民がいるなかで、プライバシーの侵害ではないかと思えるような大阪府のやり方に疑問を感じた。(福祉事務所非常勤労組・赤石委員長)

○当局から、新たな業務提案と勤務労働条件の変更について、受け入れがたい提案があり、その見直しを求める交渉をすすめるなかで、「自分たちの業務について当局に訴えたい」と新たな組合加入があった。自分たちの仕事とのかかわりで真摯に訴えかければ組合に加入してもらえると確信した。(福祉事務所非常勤労組・藪書記長)

 今回提案された闘争方針(案)、要求書(案)は、支部討議・職場討議を経て、5月8日(木)の第9回拡大中央委員会で決定されます。みなさんのご意見をお寄せください。