新規採用・組合未加入のみなさまへ
地域住民の繁栄なくして自治体労働者の幸せはない
（4月15日付）
「地域住民の繁栄なくして自治体労働者の幸せはない」―これは、私たち堺市職員労働組合の先輩方が約半世紀前から掲げ続けてきたスローガンです。
私たちは、労働者であると同時に自治体で働く「住民全体の奉仕者」でもあります。自治体の政策は、福祉、教育、医療、環境、地域経済、防災やライフライン、人権、地方自治、住民参加など多岐にわたり、私たちは地域住民のくらしやまちづくりに関する重要な業務を担っています。その政策がどのような方向性で進められるのかは、住民にとっても私たちの働きがい・やりがいにとっても極めて大切です。
この間、堺市職員労働組合としても、堺市を廃止・分割する「大阪都」構想と堺市の未来について考えるシンポジウムや住民のつどいなどを市民の方々や地域の各種団体と協力してすすめてきました。また、これからの堺のまちづくりを市民の皆さんと広く議論するための「堺市ビジョン」も提言する活動を行ってきました。
さらに、「さかい未来づくりサロン」をスタートし、住民、民間、行政などが立場を越えて「堺の未来をともにつくっていく」ことを目的とし、「地域づくり」「仕事」「生き方」をメインテーマに、語り合い交流する場として、様々な分野の専門家や実践者を講師に迎えたセミナーや、先進事例の視察などを行っています。この取り組みは、庁内の若手職員が中心となり、労働組合として継続してすすめられています。
このように地方自治を守り、よりよいまちづくりをすすめる取組みを粘り強くすすめ、地域住民との信頼を築く活動を持続していくためにも、多くの職員のみなさんが組合に加入していただく必要があります。
了
