堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「維新」の無法を許さない!

吹田市非常勤職員雇い止め

撤回闘争を支援するつどい

(11月1日付)

 吹田市非常勤職員雇い止め撤回を求める裁判の「支援するつどい」が「支援する会結成総会」と合わせて開催され、140名超が参加しました。

 会の呼びかけ人を代表して大阪障害児・者を守る会播本会長が「障害を持つ息子を、吹田市で育てられて本当に良かった。福祉会館の職員さんの身分が『非常勤』であることを知り、非常に驚いた。その職員の権利を侵害することは、息子含め吹田の障害がある人など、弱い立場の人々の権利を軽くとらえることと同じで、絶対に許せない」と主催者挨拶。

 続いて、弁護団代表の河村弁護士が裁判闘争の意義と課題につき、「司法から、実態をみた判断が引き出せるよう、従来の判例を乗り越える運動が必要。全国の非常勤職員の雇用に影響を与える裁判。支援の輪を広げて下さい」と訴え。

 大阪自治労連大原委員長は「自治体には非正規職員と正規職員がいるが、必要な仕事について、15分や20分だけ短時間にして『非常勤』と位置付けて採用し、賃金や処遇を悪くしていること、08年当時、橋下知事が350人の学校事務補助員を『御堂筋のイルミネーションの方が大事』と、首を切ったことをはじめ、維新の会首長が非正規職員の雇用の不安定化を強行している。この2つの問題を正すたたかい」と、会への参加を呼びかけました。

原告の決意表明

藤井雅子さん「これまで多くの励ましを受けたことも合わせて胸が一杯。委託後の事業を利用している方々のことを思うと本当に辛いが、吹田で働く仲間のためにがんばりたい」

福田廣子さん「はじめ従事した高齢者事業の廃止による配置転換で障がい者事業に従事した。今度は『9月末まで』と雇い止めで2度も辛い思い。今は、20社以上まわりやっと高齢者介護の仕事に就いた。『まだまだ、私は働けるぞ!』と吹田市に対して思いながら働いています」