100万筆の署名と3千人の結集を力に
~国民大運動実行委員会国会行動
(6月25日付)
自治労連も参加する国民大運動実行委員会がこの間とりくんできた国会行動は、1月28日の開会日以降、議員会館前での定例行動や院内集会など、のべ3千人を超える参加を集め、提出された請願署名は100万人分を超えました。
今国会最後となる国会行動には200人が結集し、全労連根本副議長は「アベノミクスの破綻が明らかになり、大企業には莫大な利益をもたらす一方、円安で中小企業は経営の危機を迎えている。安倍首相は『10年間で所得を150万円増やす』など、欺瞞と無知のGNI論を持ち出し、国民を欺こうとしている。所得を増やすというのなら、直ちに公務員賃金の引き下げをやめるべき」とあいさつしました。
国会報告を紙智子日本共産党参議院議員が行い「生活保護改悪法案が参議院に回ってきている。窓口での水際作戦を合法化する法案を断じて許すわけにはいかない。0増5減は小選挙区制を残すもの。一票の平等に対する歪みを正すために国会で闘ってきた。引き続き抜本的な改革にむけて奮闘する」としました。
各界からの決意表明では、JMIUのIBM支部執行委員でロックアウト解雇を闘っている鈴木氏が「6月11日、会議中、突然上司がやってきて解雇通知を渡された。給与もストップされ、生活不安に苛まれている。このような解雇がまかり通らないよう裁判を闘っていく」と語りました。
最後に、国会最終盤での行動提起を中央社保協の山口事務局長が行い、①生活保護改悪を許さないため、連日の昼集会への集中と地域宣伝、地元国会議員への要請などを強化する、②都議選と参院選では諸要求を実現できる勢力の前進にむけ全力でたたかうの2点を提起し閉会しました。