堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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中央図書館で地域資料を担当する方のお仕事が紹介されました(後編)!

大阪自治体問題研究所発行『住民と自治』 購読希望の方は組合事務所まで

 「暮らしに役立つ図書館を目指そう」と職場で話しています。最近は行政効果をすぐ求められ、本の貸出しは民間でもできると、指定管理者制度を導入し、カウンター業務を民間委託しています。堺市でも本の整理などのバックヤードを民間委託しました。しかし、利用者と直接応対するのは図書館の「生命線」と、直営窓口を守っています。利用者がどのような情報を求めているのかを的確に掴むのは経験が大事だし、プライバシーに深く関わりますから。

 読書の楽しみを図書館を使って、という人が増えています。活字離れと言われますが、子ども一人当たりの貸出数、利用率は増えています。しかし、職員が減らされ、モチベーションを持ち続けることが大変です。

【「住民と自治』で印象に残った記事、要望】

 昨年12月号の「日野宿発見隊」の取組みは参考になりました。地域の歴史的資料を集め、写真に撮って保存し、住民と一緒に地域づくりを進めている日野市図書館分館の取組みです。「住民と自治」で初めて知りました。堺でもやってみたい。

 「住民と自治」では、自分の仕事と地域、まちづくりを関連付けて考えさせられます。専門雑誌には見られない視点ですが、自治体労働者なら常に持っとかなアカン視点です。お客さんと職員という関係ではなく、市民と一緒に地域と自治体をつくることです。

 研究所は、平日の夜、堺でも学習会をやってほしい。職場の人達と大阪市内に行くのは大変ですから。そして、「おおさかの住民と自治」は、特集号だけでなく、通常号も図書館に寄贈してほしい。地域の資料として残したいですから。