堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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自治労連 共済学校

リスクマネジメントに共済の活用を(2月29日付け)

 2月10日から11日の日程で静岡県熱海市にて、自治労連共済の前進に向けた意思統一を行うための自治労連第19回共済学校が開催され、全体では262人、堺市職労からは7人が参加しました。

 記念講演では、ファイナンシャルプランナーの安田まゆみ氏より「リスクマネジメントと保険(共済)」と題して講演。

自治労連共済は安い掛金で、充実した保障内容である。

○相手は「私のリスクを解決できる」と思わないと、人は保険に入らない。「こんなにいい共済なのに入ってよ」というおしつけアピールをやめて、組合員の立場に立って、よく話を聞こう、と強調されました。

 その例として、

○生存保障については「共済の良い部分は共済で、足りない部分は民間で補う」という考え方を、死亡保障については「まずは死亡退職金などの公的保障で補い、次に貯蓄、不足分を保険でまかなう」と考え方を提示されました。

○また「30代の子育て世代は、死亡・医療保障は共済で、ガンへの備えは民間で」とライフステージ別の保険加入内容の見直しのポイントも概説。

 会場から「健康告知に該当する方から共済加入を相談された場合」について質問され、安田氏は相手にとって最善の解決策を示す立場から「告知該当すれば共済加入できないルールがあるので、告知該当でも入れる民間保険をすすめるべき。ただ、周りには若いうちに入りやとすすめてほしいとお話しされてはどうですか」と回答されました。

 また、2日目には、分散会が行われ、堺の参加者からは「講師の自己紹介の仕方が参考になった。商品を売るのでなく、人柄を売ることで、聞く側の興味をひきつける」

「自分の言うことを押しつけずに人の話を聞くことは普段の組合活動に通じる」

「自分が亡くなったあと、家族が独り立ちするまでにいくら必要か考えて死亡保障を考えることが大切」

「生命保険は遺言と同じ。受取人を考えないといけないと思った」

「万一の時に保障する共済と、働きやすい職場を構築する安全衛生活動は関係が深いことに気付いた」「組織強化に共済が重要ということがより理解できた」

「組合役員だが共済には入っていなかった。ここで勉強して共済の利点がよくわかった。自分も入り、職場でも加入をすすめたい」などの感想が寄せられました。