堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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自治労連第66回中央委員会 24春闘方針を確立

仲間を増やし勝ちとろう、大幅賃上げと人員増!
住民とともに転換しよう、憲法・いのち守る社会!

1月26日~27日、自治労連京都市内で第66回中央委員会を開催し、24年国民春闘方針を確立しました。石川県事務所の能登半島地震被災地の状況報告から始まった討論では、大阪自治労連のO副執行委員長が発言し、堺市職労の取組みも紹介されました。

 

大阪自治労連、O副委員長の発言の要旨は以下の通りです。
「大阪では、昨年の秋季年末闘争において、会計年度任用職員への勤勉手当支給の制度化や賃上げの4月遡及を20単組近くがかちとるという大きな前進をかちとりました。初任給引上げをはじめ青年層のベースアップも含め、会計年度任用職員と青年層の職員にとっては初めてといってもいいほど大きな差額が支給されるという目に見える成果でした。各単組は、その内容を組合機関紙などに掲載して、職場に配布しています。
 しかし、職場に足を運ぶと「組合がかちとった成果だ」ということが、どうも知られていないことがわかってきました。そこで「これだけの成果を知らせないで、いつ知らせるのか」「成果を知らせて、組合加入をよびかけよう」と取り組みが始まりました。
 差額支給の機会に
    組合加入を訴え
 堺市職労では、若手の支部執行委員が職場で、「組合に入ろう」と対話をすすめています。他の支部役員も、加入グッズ20セットをつくって未加入者に加入を訴えています。
 さらに市職労は、採用1年目~10年目までの未加入者や会計年度任用職員を対象に「お手紙作戦」に取り組んでいるところです。
 吹田市職労も、この数年の採用者にもう一度よびかけようと手分けをして職場をまわり始め、加入が相次いでいます。
 これらの取り組みから3つの教訓が明らかになりました。
 第一に、組合のかちとった成果を未加入者に伝えることが重要だということです。職場での説明会はもちろんダイレクトメール方式も含め、「あなたにお知らせします」という誠意は必ず伝わるのではないでしょうか。さらに、組合加入をよびかける対象は、新規採用者だけではなく、未加入のすべての仲間だということです。
 第二に、職場の仲間が頼りだということです。組合のお知らせを周りに広げてくれる組合員は、実はどこにでもいるのではないでしょうか。
 第三に、組合からの声かけが待たれているということです。全国の仲間のみなさんとともに、「要求運動の前進」を組織拡大に結びつけるために、大いに奮闘する決意です。
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 現在堺市職労では、春闘アンケートと批准投票用紙を職場に配付中です。
 住民のいのちと暮らしを守りきる、そして職員のいのちを守るため、奮闘している全国の仲間とともに、24春闘で大幅賃上げを勝ち取りましょう。組合まで結集をお願いします。