堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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感染防止対策できる体制 マイナス人勧打破 高齢期の働き方 要求を定期大会に持ち寄ろう

9月27日付

10月13日、第91回堺市職労定期大会を開催します。職場で積もっている不安や不満の声を、「要求」に変えて、定期大会に持ち寄り、運動を前進させていく節目にしましょう。

 

こんな時こそ労働組合の出番
 緊急事態宣言が延長されるなか、市職労定期大会も、8月18日↓9月17日↓10月13日と開催を延期せざるを得ない状況になりました。
 コロナ対策の最前線の保健衛生職場、多くの市民と対応する窓口職場、子どもやお年寄りと接する福祉関係の職場…市役所は文字通り、たいへんな状況だからこそ求められる仕事が集中しています。
  本気で感染症対策を進めるには体制や知識・経験の継承という裏付けが必要であることをこの間の事態は示しています。
 8月に出された国のマイナス人勧は、こんな公務員労働者の奮闘に冷や水を浴びせるものです。
 これを受けて堺市人事委員会勧告が10月上旬に出される見込みであり、職場では市職労が提起した「最低賃金の引き上げ、堺市に雇用される全ての労働者の生活改善につながる勧告」などを求めた要請書を取り組み、9月24日(金)現在1127人分の署名が集まっています。「生活改善」を求める職員の思いは切実です。
 敬老の日に合わせた高齢化率の発表では、65歳以上が人口に占める割合は過去最高を更新する29%です。2023年からの定年年齢の引上げに向けて、制度設計が具体化しようとしています。
 「安心して働き続けられる職場づくり」「高齢期の働き方に適した処遇」など、職場の声を背景に交渉を進めていくことが重要です。
声を上げよう、団結しよう
 一人ひとりの労働者の力は、弱いものです。つぶやきや愚痴で終わらせず、「要求」に変えて当局に迫っていきましょう。
 今、定期大会に向けて、各支部多くの職場から代議員が選出されています。
 大会の運営時間の短縮・活動改善の一環として、今回は特に「事前の文書発言」を強調しています。大会代議員はもとより、家庭の都合などで参加できない組合員のみなさんも、代議員を通じて職場の要求や積極的な経験などお寄せください。文書発言の集約は、10月8日までをめどとしています。
 大会に向けて労働組合を一回り強く大きくしていくことが、要求実現の規模とスピードを上げていくカギです。職場での対話を広げ、加入を広げていくことを呼びかけます。