(1月29日付)
久しぶりの投稿となってしまいました。現在、子どもは3年生。これまでは各種イベントに出没するくまモンに会いに行く「くま活」をしてきましたが、それもかなわないため、くまモンに年賀状を書いていました。
さて、コロナの第3波が押し寄せ、先の見えない日々が続く中、みなさん本当に大変な日々を過ごされているんだと改めて思います。
毎日、家で漫然とテレビを見たり、ぼんやりして日々を過ごしている僕に、12月のある日、子どもがフリースクールのオンライン文化祭の動画を見せてくれました。
例年ならホールを借りて開催されるこの文化祭も、今年は各地のフリースクールをオンラインでつないで発表しあう方式となっていました。
子どもは、くまモンのダンスを発表していました。思えば子どもは、発表に向けて練習を重ね、黒い帽子を買ってくまモンの耳を取り付け、準備をしていました。
後ろで大漁旗を掲げてもらいながら、手製のくまモン帽子を身に着けた子どもは、友人と2人で踊っていました。指先までしっかりと伸びており、何だか大きく見えました。
そんな姿を見ながら、秋、小学校の体育参観で80m走を思いのほか早く走っていたことや、綱引きで腰をグッと下げて後ろに引いていたこと、冬、子どもの習い事の体操教室を見学しに行くと今までできなかったなわとびのあやとびができるようになっていたことが思い出されてきました。
コロナに関するさまざまな報道を目にするたびに、自分に何ができるのかとおろおろし、結局家で漫然と過ごす日々が続く僕から見ると、子どもはずんずん前に進んでいるように見えました。
「悲しくて泣いてるわけじゃない。生きてるから涙が出るの」。ある日読んだ新聞記事で紹介されており、妻もよく聞いている宮本浩次さんの「冬の花」という歌を聞いてみました。のほほんと生きてきた僕にとっては、なかなか涙した経験はありませんが、きっと子どもにはさまざまな悩みがあることでしょうが、それも含めて肯定していけたらなと思ったのでした。