10月23日付
現在子どもは2年生。お絵描きが大好きです。野菜のオリジナルキャラクターを次々と生み出し、「どのキャラが好き?」と聞いてくれますが、違いや名前を覚えられず、答えに苦慮する日々です。
さて、いよいよ色づく秋となり、くまモンが各種イベントに出没する季節となりました。
子どもは、今年は3か所6ステージでくまモンの出演を追いかけてきましたが、10月初旬に天王寺動物園で行われた大阪府のゆるキャラ「もずやん」の誕生日イベントにくまモンがお祝いに駆け付けるという情報を聞きつけ、2ステージを見に行きました。
それまで縁がなく、天王寺動物園に子どもが行くのは初めてのこと。僕自身も約20年ぶりの動物園でした。
久しぶりの動物園でいったい何を見たらいいのだろうとおろおろする僕を横目に、子どもはサルやオランウータン、シロクマ、ツルなどを見学し、楽しんでいました。
ちょうどイギリスに旅立つ直前のコアラのアークも見ることができました。コアラは最大時は9頭飼育され、屋外展示が評価されていたそうですが、天王寺動物園はユーカリの栽培費が高くつくため、コアラ飼育からの撤退を発表。広い展示室にアーク1頭だけでは寂しそうに見えました。
そういえばゾウも昨年1月に最後の1頭が亡くなってから展示室は不在とのことでした。
背景には公費負担率を経費の半分以下に抑えたいという市の思惑があり、展示する動物の「選択と集中」が行われているようでした。
それでも動物の展示は、普段の自然な姿が観察できるように工夫され、動物たちののびのびした姿を目にすることができたのでした。
こうした動物園ののびのびした雰囲気に触発されたのか、いつもは引っ込み思案な子どもも、もずやんイベントで積極的に手を挙げ、くまモンにラグビーボールをパスする役に選ばれたのでした。