1月23日付
現在子どもは7歳8か月。元日から、NHK中継に出演したくまモンを応援。6日には今年初のくまモンショーを見に行き、14日の特集番組もチェックするなど今年も精力的にくまモンを追いかけています。
さて、1月17日で阪神淡路大震災から24年目を迎えました。
95年当時、僕は中学校3年生で泉北ニュータウンに住んでいました。午前5時46分の直前に目が覚め、直後に揺れ。幸いにも周りのたんすや本棚は何事もなく、その上に載せていた段ボールの空き箱が落ちて頭に当たったくらいですみました。
ほっとして登校したその後、明らかになる被災の実態に、何かできないかと焦りを覚えたことを思い出します。
大きな災害が続く今、その時におろおろするばかりになってはいけないと思い、「地震が起こって、もし家が壊れたら、小学校の体育館に行きや」と子どもに話をしました。
子どもは、震度7の大地震について、学研まんが「くまモン」で読んだ、16年4月の熊本地震をイメージしているようでした。
まんがでは、熊本地震直後、被災地の現状にふさわしくないとくまモンが活動を自粛したが、子どもたちからの手紙など多くの声を受けて活動を再開し、現在は熊本の復興に取り組みつつ、全国各地の被災地を励ましていることが紹介されていました。
阪神淡路大震災では、多くの方々がボランティアに従事され、後に95年はボランティア元年と呼ばれるようになったそうです。
あの時僕は何も動けなかったのですが、僕とは違って、きっと子どもはくまモンの背中から、こうしたボランティア精神も学んでいるのだろうと思うのでした。