堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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人事当局と人員体制交渉を開催 必要な部署に必要な人員配置を

 7月1日付

 6月25日、人事部長出席のもと、9月採用試験に関わって、職員採用、育休代替、会計年度任用職員、時間外勤務等、人員体制の課題について団体交渉を開催しました。

 

職員採用について
組)今回、9月採用試験で予定している職種と募集人員を示してほしい。
当)(表1参照)
組)採用予定者数を決定するにあたっての基本的な考え方は。
当)採用予定者数の決定にあたっては、令和2年度末の定年退職者数(表2)のほか、普通退職者や採用辞退者等を一定数見込んでいる。また、職員の年齢構成も考慮。あわせて、行政需要の高まっている分野や各部局からの要望などを踏まえ、一定の体制の拡充も見込んでいる。
組)来年度の体制についてはどのように考えているのか。
当)令和3年度は、令和2年度と同様、要員管理方針における目標値であった4千8百人以内を目安として維持しつつ、子育て支援や福祉分野など体制の確保が喫緊の課題となっている分野について、より充実した配置が可能となるよう考慮した。組)要員管理方針に基づく体制では不十分。必要な部署に必要な人員配置を求める。
組)新型コロナウイルス対応で、医療・衛生の分野も含め、様々な分野で行政需要が高まっていると感じている。保健師の採用が若干名であるが、こうした職種も増員が必要なのではないか。
当)新型コロナウイルスへの対応は、どのような業務が恒常的に増加するのか、現時点での見極めは困難と考えている。今後の状況を見ながら、各局からの要望などを踏まえつつ、どのような対応が必要となるのか慎重に検討していきたい。
組)退職予定者がいない管理栄養士は4名程度の採用予定とある。一方で2名の退職予定がある現業職員について募集がない理由は。
当)管理栄養士は欠員及び教育委員会からの要望を踏まえたもの。現業職員については、管理栄養士と事務へ置き換える。


育休代替について
組)4月の体制交渉でも指摘したが、昨年度から試行している育児休業の正規職員代替について確認する。今年度の募集を見ると、社会福祉や保育教諭といった専門職の採用予定者数が増加していることからすれば、今後このような専門職の育休者数は年々増加していくものと考えられる。こういった点からも、改めて専門職への拡充を求めたいが、当局としては、どのように進めていく考えか。
当)4月の体制交渉でもお答えしたように、育児休業者の多い一部の専門職に対しては、任期付職員の採用で対応しており、任期付職員の任用の方が、年度途中であっても柔軟な対応ができるというメリットがあると考えている。今後も一定数、育休取得者が発生する一般事務で実施する中で、運用上の課題などの検証を行いたいと考えている。
組)社会福祉職と事務職が混在する職場では、育休取得者数が正しく反映されないのでは?との声も聞いている。
つづく