堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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明日、7月25日18時15分~職員会館にて 第88回堺市職労定期大会

続々と迫る大きな課題に組合員みんなで取り組もう(7月24日付)

明日、25日(水)午後6時15分から、本庁地下1階職員会館大会議室において、堺市職労第88回定期大会が開催されます。

 定期大会は労働組合における最高の意思決定機関です。大会では、この1年間の活動を振り返り、総括したうえで、今後1年間の運動方針とこれを進める中央委員を選出します。 大会代議員に選出されている組合員のみなさんの出席をお願いするとともに、多くの職場の声、組合員の声を結集して、この定期大会を有意義なものとして成功させましょう。市民の力を示した堺市長選挙

 昨年の定期大会から2か月後の9月に行われた堺市長選挙では、維新の会が執着する「大阪都構想」に反対する先頭に立つ竹山修身市長が3選を果たしました。「堺市は『大阪都』に与しない」との市民の審判が再度下されました。私たちも全国からの支援も受け、竹山市長の「自主的支援」を決めた「住みよい堺市つくる会」の構成団体として奮闘しました。今後も引き続き竹山市長がマニュフェストにかかげた「ワンコイン医療費の高校3年生までの拡大」「保育所待機児ゼロ」などの施策の実現とともに、さらに市民の生活を豊かにするために竹山市政へ働きかけます。

労働組合のたたかいの貴重な到達

 昨年の秋季闘争では、国からの押し付けによる退職手当の引下げ(国水準で平均約78万円)が突如として提案されました。私たちは全国の仲間とも連絡を取り合いながら退職手当引下げ反対の取組みを繰り広げ、H29年度実施の姿勢を崩し切るまでには至りませんでしたが、引き下げ額を半分にするなど一定の譲歩を勝ち取ってきました。

 またこの間、3月に春闘交渉、4月に来年度体制交渉を行い、さらに夏季要求アンケートを踏まえて5月には夏季交渉をすすめてきました。

 これらの労使交渉の中で、育休職員の正規職員代替制度試行実施、夏季一時金、夏季休暇、子の看護休暇制度拡充、非常勤職員の育児の部分休務制度拡充などの具体の回答を引き出してきました。

 また、H32年度からの「会計年度任用職員制度」に係る十分な協議時間の確保などの確認も行ってきました。

続々と迫る大きな課題

 今後、8月の人事院勧告では「定年延長」の方向性が示される見通しであることや「会計年度任用職員制度」の制度設計など、職員の人生にとって大きな制度変更が目白押しです。これからの人事院、人事委員会への要請・交渉や当局への要求・交渉が重要です。

憲法地方自治、平和と民主主義を守る

 加えて、私たちを取り巻く情勢は、自治都市・堺を発展させ、住みよい堺のまちづくりをさらに前進させる運動、「憲法9条改憲」を許さない運動など、幅広い市民・国民の共同による運動を前進させることが切実に求められています。また、大阪では維新の会による大阪都構想住民投票やカジノ誘致の推進などから、住民自治と暮らしを守る運動も求められます。

定期大会の成功を

 このような中で自治労働組合の社会的役割や機能を発揮し、よりよい職場と地域をつくる方針を確立する場として開催する定期大会を、職場からの声を集め多くの代議員の参加で成功させることは非常に重要です。みんなの力で成功させましょう。