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子育てなど日記 その13

3月29日付

現在子どもは6歳10か月。引き続きくまモンにはまっています。2月には、三重県長島温泉のなばなの里のイルミネーションにくまモンが出演するのを見に行き、2日間でくまモン4ステージを最前列からかぶりつき。その時に見たくまモンリュックを1か月間欲しがり続けた結果、とうとう買ってもらうことができ、それを背負ってこども園に通う日々です。

 さて先日、子どもがこども園の修了式を迎えることになりました。修了式では、一人一人が保護者の前に立ち、1年間で印象に残った出来事を発表。僕の子どもも「宿泊保育の宝探しが楽しかったです」とちゃんと言えました。

 恥ずかしがりやった子が、知らないお母さん達がいっぱいいる前で自分の言葉で発表できるようになるなんて、先生や友達のおかげやなあと僕が感慨にひたっている間にも式はどんどん進行していき、盛りだくさんの内容でしたが1時間で終了。その後、保護者会主催の茶話会。子どもたちの小さかった頃の写真をみんなで見て、先生に感謝を伝えたのでした。

 0歳で保育所に入所したのは6年前。それから僕はほとんど関わっていないとはいえ、子どもの成長をそばで感じられてよかったなとしみじみ思いました。

 ところで、「君たちはどう生きるか」という80年前に書かれた本が漫画化されてブームになっています。主人公の中学生が、自らの体験と叔父さんのアドバイスを通じ、経済のこと、英雄のこと、貧困のこと、悩み苦しむことなどを自らの頭で考えていく物語です。

 振り返れば、これまでは目先のことにおろおろする人生でしたが、子どもが生まれ、家計のこと、子育て環境のこと、思い通りにならない子どものことなど、体験を通じて、少しは自分も物事を考えるようになったと思います。

 「君たちはどう生きるか」は、まさに子どもが僕に与えている宿題なんやろなと、くまモンリュックを自慢してくる子どもを見ながら思うのでした。