堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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堺・介護を考えるシンポジウム(2月6日)

みんなで考えよう 堺の地域包括ケア ~障害のある人も高齢の人も安心して住めるまちを~

(1月6日付)

 2月6日14時~16時半、堺市役所本館地下会議室にて、堺市職労も参加する堺・介護1万人アピール主催の「2015年度 堺・介護を考えるシンポジウム」が開催されます。

 要支援者向けのサービス(訪問及び通所介護)の介護保険から市町村総合事業への移行に向け、基本方針の決定後、議会承認、事業所や関係者への周知等が必要であり、堺の地域包括ケアのスタートである2017年4月まで時間が迫っている状況です。

 厚生労働省は総合事業について、「全国一律の基準である予防給付から地域支援事業への移行で、市町村が地域の実情に応じた取組みができる」「サービス提供主体にNPOや住民ボランティアが加わることは、多様なニーズに対するサービスの充実と費用の効率化を同時に実現する」とし、「在宅生活の安心確保・要介護認定に至らない高齢者の増加」が達成できるとしています。

 しかし一方で現場関係者からは、「訪問・通所サービス水準が低下しないか」「事業所が介護保険の現行相当サービスを総合事業でも維持しても報酬単価が引き下げられないか」「基本チェックリストの運用と要介護認定申請の流れがどのようになるのか」「そもそも必要なサービスを利用でき、安定的な介護事業運営が可能になるのか」といった懸念や疑問が出されています。

 この企画は、堺の地域包括ケアのすがたをみんなで考える貴重な機会です。ぜひご参加ください。

みんなで考えよう 堺の地域包括ケア

~障害のある人も高齢の人も安心して住めるまちを~

【日時】2016年2月6日(土) 14時~16時半

【会場】堺市役所本館 地下会議室

【資料代】500円

【基調報告】地域包括ケアの方向性について 黒田研二 氏(関西大学人間健康学部教授)

【シンポジスト】行政、医師、事業者、ボランティア団体各関係者を予定