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都構想ストップ!維新政治ノー

府民集会に800人超が参加

(3月24日付)

 19日(木)、大阪市内で「大阪市なくなる!くらしこわれる!『都構想』ストップ、維新政治ノー」府民集会が開催され、会場いっぱいの800人超の参加で会場は熱気に包まれました。

 集会では、都構想に反対し、竹山堺市長ら府内首長が賛同する「府民の力2015」呼びかけ人の旭堂南陵氏や住之江区医師会長が連帯のあいさつ。また民主党共産党議員が同席するなど、都構想に反対する幅広い共同集会となりました。

 東京から駆け付けた喜入東京自治労連書記長は、東京の特別区でも自治権拡充の運動の途上であるとし、4割以上の税源が都に吸い上げられ、その配分をめぐって課題があると報告しました。

 最後に講演を行った冨田宏治関西学院大学教授は、「『大阪都構想』は看板に偽りありで都にはならない。本当は大阪市解体・消滅構想」と本質をズバリ指摘。また、昨年10月の府・市議会でいったんは死んだはずの協定書が、安倍・橋下両氏による「改憲」と「国勢進出」の野望の取引でゾンビのようによみがえることとなったが、これほど府民・市民を馬鹿にした話はないと批判。「熟議」でなく「住民投票」という手段の危険性も指摘し、反対の方はもちろん「わからない」という人にも反対票を投じてもらい、維新政治にとどめを、と訴えました。