堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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4月~賃金カット終了 非常勤、短期臨時職員賃上げ 声を上げ続けたことによりチームワークを強める賃上げ (3月25日付)  3月20日本紙既報のとおり、第2回春闘交渉で2年間に及ぶ賃金カットの終了を確認。また非常勤、短期臨時職員は4月から賃金改定されます。 ●賃金カット経過  2012年10月18日、「給与臨時特例法に基づき、自主的かつ適正に判断し、国との均衡を考慮して減額措置を行いたい」として、給料月額(経過措置額を含む)を課長補佐級以下で3%カットする提案を堺市職労に対して申し入れました。  組合は「道理なき賃金削減の撤回を」と厳しく追及するなか、交渉は越年。最終的に、対象者全員について一時金や地域手当はカット除外とするなどカット額を約3分の1圧縮し、若年層については2%カットとする回答が13年1月30日に示されたものの2年間のカットが実施されました。 ●職場の声  13年度からカットが実施されるなか、「人も減らされ、そのうえ給料も減らされるのか」「厳しい生活実態。賃金カットは何とか中止とならないのか」という声がわきあがり続けました。組合は、交渉の都度、アンケートでこうした声を集約し、交渉の場で即時中止を訴え続けました。  しかし当局は、2年間の実施を回答したとして賃金カットを継続。今年度の人事委員会勧告では、カット後の給与での公民比較では、市職員給与が15576円(4・02%)下回ることとなりました。  この間、2年間の実施と回答したとはいえ、賃金カットの終了を当局が明言しない状況が続きましたが、2年間の実施終了が迫るなか、3月18日の第2回春闘交渉でカット終了を確認したものです。 ●非常勤、短期臨時職員賃上げ  また、今年度の秋季年末交渉では「チームワークを強める賃上げ」を求めて交渉を行った結果、非常勤職員、短期臨時職員ともに時給20円の引上げが回答され、この4月から賃上げが実施されます。 ●総合的見直し  一方、国家公務員については、この4月から「地域間配分の見直し」「世代間配分の見直し」として、平均2%、高年齢層4%の賃下げを行ったうえで、地域手当で調整する「給与の総合的見直し」が実施され、総務省は、地方自治体へも実施を迫っています。  4月から賃金改定されたことは、厳しい生活実態に基づく改善を求めてきたことによるものです。この点を確信に、ぜひ一人でも多くの方が堺市職員労働組合に加入され、ご一緒によりよい職場づくりをすすめましょう。