これまでの交渉経過を踏まえ、今後引き続き改善の努力を!
(3月18日付)
本日(3月18日)、春闘要求書に基づく第2回交渉を開催します。第1回交渉や諸課題解決交渉の経過も踏まえて、今後の改善に向けた努力を求めます。また、病院支部も独立行政法人当局と春闘交渉を重ね、具体的な回答を引き出しています。
夏季、秋季闘争につながる交渉
2月26日開催した第1回交渉では、給与構造改革に伴う諸課題解決交渉の残課題(副主査選考基準、前歴換算の見直し、保育所送迎等休暇等運用案の概要、給料表の見直しに伴う号給の格付など)について、やりとりを行いました。
また、非常勤職員の均等待遇や深刻さを増す職場の人員体制確保や時間外勤務の縮減、要員管理方針の見直しなどについて、当局の認識をあらためて質しました。(本紙3月2~5日付参照)
春闘要求は、今後1年間の通年的な要求を網羅したもので多岐にわたりますが、具体的な回答が必要な項目は回答を、他の要求項目は継続して検討することを求めるものです。
民間労組の交渉もヤマ場へ
15春闘情勢は、トヨタ自動車がベースアップに相当する賃金改善分が月4000円、ベアは2年連続(昨年2700円)、年間一時金は6・8ヶ月分、非正規従業員の賃上げは1日当たり300円(月額6000円)となっています。
トヨタの回答も踏まえ、日産自動車が4000円以上、富士重工業も3000円前後で回答の方向で、18日(本日)が集中回答日となっています。
また電機大手はベア月3000円(昨年2000円)で決着の方向、などと伝えられています。
大企業の内部留保活用で大幅賃上げ、最低賃金引上げや労働法制改悪阻止などの要求をかかげ、引き続き公民一体の国民春闘に取り組みますので皆さんのご協力をお願いします。