新年早々から労使交渉開催
（12月17日付）
「チームワークを強める賃上げ」を求めて職場の声に基づく改善要求を掲げて取組みをすすめ、一定の賃上げ回答に到達してきた秋季年末闘争ですが、引き続き、給与構造改革に伴う諸課題等の解決に向けて越年で労使交渉をすすめます。
３級副主査給料表「第２次提案」
２００６年度に国の構造改革給料表導入によって発生した生涯賃金の引下げ等の問題について、組合として８年間にわたり労使交渉で解決を求めてきました。当局が提案している「副主査選考制度創設とそれに伴う給料表見直し」はこのなかで出てきたものです。
10月１日の諸課題解決等第３回交渉で当局が再提案した行政職３級副主査給料表の「第２次提案」をもとに、８年間の課題であることを踏まえた在職者調整（３級主任から３級副主査への切替え）を求めましたが、秋季年末交渉では具体案の提示には至らず「年度内に解決できるよう引き続き協議」との回答に止まりました。
在職者調整影響広範に
この「在職者調整」は、３級の切替えだけではなく、現行３級係長級や４級課長補佐級のそれぞれ上位級への切替えなども必要となることから、広範囲の職員に影響が及ぶもので、今後の労使交渉・協議が非常に重要なカギを握っています。
また、提案されている副主査選考基準は、人事評価制度の活用拡大が柱となっており大きな問題があります。
同時に提案されている「保育所送迎等職免の無給化」をはじめとした特別休暇等の見直しなど、人事給与制度全般にかかる提案とあわせて、年末年始をはさみ労使協議・交渉がすすめられます。新年早々からスタートの早い取組みが非常に大事になっていることから、仕事初め早々に「職場連名要請書」を提起しますので、ご協力をお願いします。
