堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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馬鹿親日記22

4月18日付

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 現在子どもは、2歳11ヶ月。保育所で歌を覚えて帰ってきて、「くじょもちゅくるって~くだり道♪」「エビカニニクチュで踊っちゃおう★エビとカニはほうかく類(甲殻類)」「ちゃっちゃんはね、ちゃちこって言うんだほんとはね」と教えてくれる毎日です。

 さて、子どもと外出する際に、よく立ち寄るのが図書館。子どもは、図書館に行くと一目散に絵本コーナーへ突撃し、本棚から次々と本を出してきて、全部借りて帰ろうとします。「こんなに借りて、いったい読み聞かせにどれ程時間がかかるのか」とぼうぜんとしましたが、何とかおだてて冊数を減らします。

 しかし、次のコーナーで新たに紙芝居を3冊持ってきたりして、結局10冊ぐらい借りることになります。子どもも日々学習しているようで、最初は簡単な言葉遊びの本を手に取っていましたが、だんだんとストーリー性のあるものを選ぶようになりました。

 長らく図書館を利用していませんでしたが、久しぶりに訪れるようになり、子どもの頃に読んだ「11ぴきのねこ」や近年発行された「リサとガスパール」など、多種多様な蔵書が体系的に、しかも長期間にわたって集められてるんやなあと改めてびっくり。本屋さんだと買うかどうか悩む本も、気軽に借りて帰ることができ、助かります。

 本の貸し出しだけでなく、館内を歩き回ると、地縁団体の報告資料集や昔の地図などの郷土資料があったり、さまざまなイベント案内を目にします。予約システムも格段に進歩しており、ホームページからの予約もできるようになっていました。

 図書館というのは、ただ単に本が並んでいるだけの場所ではなくて、あらゆる年代の人のさまざまな知的ニーズに応えるため、工夫やノウハウの蓄積がされている空間なんやろうなと、本を前に興奮して走り回っている子どもを見ながら思ったのでした。