大阪・福島区で開催
町会長さんも参加し、意見交流
(3月3日付)
「福島区のまちづくりと都構想を考えるつどい―福島区地域自治体学校」(大阪自治体問題研究所主催)が22日(土)午後2時から、福島区民センターで開催されました。参加者は80名を超え、地元の町会長さんも7名が参加されました。
中山徹氏(奈良女子大学教授)の講演では、大阪都構想に向けて行われていることや、大阪都で大阪経済の再生はできないこと、市民向け施策は低下することなどについて、具体的事実をあげて指摘、「雇用の安定、賃金の上昇、医療・福祉施策の充実こそが大阪再生のための緊急対策」「革新的諸団体と保守的諸団体の連携で、新自由主義的地域再編成から地域を守り発展させよう」と強調されました。
また、区内で取り組まれている様々な運動の中で、学校選択制、保育所現場、安心の店ネットワーク、野田地区ミニウォッチング、淀川左岸線、医療現場の課題などで福島区の実態についての報告がされました。
参加者からは、「大阪都についてよくわかった」「橋下市政の乱暴な街こわしの反市民性が浮き彫りになった」「都構想になれば住みよく便利になる、というペテンを見破り広げていきたい」などの感想が出されています。