今ここで! そして未来へ! 連帯の声高く
堺はひとつ市民のマーチ
2000人が仁徳陵古墳をぐるり一周
(9月25日付)
思想信条・立場や組織を越えて、広範な市民が「堺はひとつ・堺を守ろう」そして、みんなで連帯してより良いまちづくりを目指そうと呼びかけられた「堺はひとつ市民のマーチ」が9月23日大仙公園で開催され、約2000人の市民が仁徳陵古墳を一周しました。
中世自治都市の歴史ある堺を守ろう!
「市民のマーチ」出発式では、まず主催者の樋上忍さんが「中世ヨーロッパで発行された日本地図の中で、都市として名前が書いてあるのは京都と堺だけ。そんな歴史ある自治都市・堺を無くしてしまうなんて、とんでもないこと。市民みんなで連帯しよう!」と挨拶。続いて、堺市自治連合協議会の静会長、堺市医師会の岡原会長、住みよい堺市をつくる会の丹野事務局長などが挨拶に立ちました。
桂南光師匠もサプライズで登場!
参加者を驚かせたのは桂南光師匠の飛び入り登壇。堺にはとびきり愛着があるという南光師匠。「一緒に御陵を一周してくれますか?」という丹野事務局長の呼びかけに「ホンマに歩くんでっか?そんなの聞いてへんわ~(泣)」と笑いを取りながら、快く参加。一行の先頭に立ちました。
堺の3つのDNAを今こそ発揮しよう!
来賓としてかけつけた、竹山修身市長は、「堺には3つのDNAがある。南蛮貿易のように海外に飛び出して活躍する『飛躍』のDNA、刃物や線香などのものづくりに見られる『匠』のDNA、そして、権威に屈することのない『自由と自治』のDNA、今市民がひとつになって、このDNAを発揮する時だ!」と連帯の挨拶をされました。
かつてない連帯で堺の未来を拓こう!
山口典子議員の「堺はひとつ」コールの後、賑やかに出発した一行は、今までにない市民の連帯を、今この瞬間だけでなく、未来のまちづくりにもつなげていくことに確信を持ちながら、汗ばむ陽射しのもと、御陵を一周しました。