堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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人事評価第3回交渉③

コツコツと頑張った人を評価すべき (8月22日付) 評価の適正規模  交渉団からは、「全員がSやAを取れるようにプラス面もしっかり評価していくべきだが、評価者が多すぎて納得が得られるほどの見守りをしていくことが困難な職場も多い」と指摘。職場実態に照らして、評価が困難だとの指摘にどう応えるのかと追及しました。  当局は、「評価者の適正規模については、15人(期初面談を1日3人実施×5日間)が一定の目安と考えている。ただ、15人以下でも職場によっては困難な状況もあると考えている。問題があれば、まずは所属で考えていただき、解決が困難なら部や局で考えていただきたい」と述べるにとどまりました。 コツコツと頑張ったことは評価されるのか  また、「どんな仕事でもSやAをとれるのか。目立たないがコツコツと頑張っている仕事は評価されるのか」との問いに対して、当局は「業績評価については、所属の状況を踏まえて、担当業務に一工夫を加えて何をやるかということが大切。能力評価については、コツコツと頑張っていただいたらSやAもあると考えている」と述べました。  しかし、「目立たないがコツコツとがんばっている職員がSやAをとれるのか」と言うことについて、「とれる」という明確な説明はありませんでした。  こうしたやりとりを通じ、交渉団からは、「業績、能力評価も含めて頑張った人が評価されるように、もっと多くの人が評価される仕組みにすべき。当局は、『外からの批判を防ぐために増額対象者を10%以下とした』と言うが、『人材育成の目的から制度構築している』ときちんと説明していただきたい」と指摘しました。 評価の分布提示を  また、模擬区分決定会議の基礎資料となる、局ごとの総合勤務評価の分布について資料提供を求めたところ、当局は「試行ということだったので、分布はお出ししていない」としたため、「それが経過を踏まえて誠意をもって協議する立場か」と厳しく指摘。 最終的に当局は、「昨年の回答を踏まえて精査したい」と述べました。