核廃絶に向けた大きな運動の展開を
（８月１９日付）
原水爆禁止２０１３世界大会が広島・長崎で８月３日から９日にかけて開催され、閉会総会には７千人が参加しました。
核兵器のない世界を訴え
アメリカによる広島、長崎への原爆投下から68年が経過し、多くの被爆者がこの間、自らの苦しみを通じて核兵器の残虐性を伝え、「核兵器のない世界」を訴え、この声は核兵器廃絶を求める世論と運動を日本からそして世界に広めてきました。今回の大会は、この運動の力を２０１５年ＮＰＴ再検討会議に向け核兵器の非人道性を告発し、核兵器禁止条約の交渉開始を求める運動を加速させる大きな節目として開かれ、日本各地で核廃絶に向けた草の根の運動を進めている人を始め、海外の活動家、団体などが参加しました。
大会では自治体労働者のつどいなど多彩に平和交流が行われました。映画監督のオリバーストーン氏もゲストとして参加され、講演や対談を行いました。
大会に参加した現業労組書記次長の感想
長崎大会に堺市職労から参加された現業労組書記次長の感想を掲載します。
私の父の親兄弟が原爆で亡くなっていることをきっかけに、２年前も長崎に行かせていただいたのですが、今年の大会も参加しました。参加して、前回よりもさらに勉強になりました。日本全国各地域の活動報告を聞いて知り、これからは「６・９運動」を大阪原水協、堺原水協と協力しあい、また、日本平和委員会とも連携して一緒にがんばっていきたいと思います。
