堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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堺市職労第83回定期大会を開催

提案議案を全会一致で採決

職場・地域で実践しよう

(8月2日付)

 7月31日、市民会館大集会室で、第83回定期大会を開催。定数159名中、132名の代議員が出席。運動方針(案)や市政民主化運動(案)等が、全会一致で採択されました。

 開会にあたり山道新委員長は「委員長に就任後、各方面にあいさつに伺うなかで役割の重さを実感している。精一杯がんばりたいのでよろしくお願いします」と訴え。「堺はひとつ」の一点で2年前から積み重ねてきた取組により、これまでにない共同が広がっているエピソードを紹介。1年間の方針、勧告期の取組、人事評価結果の一時金反映に対する取組、そして今秋の堺市民主化の取組など、今大会の意義を強調するとともに、「4年後の新市民会館での開催を増勢で迎えましょう」と呼びかけました。

「運動方針案」等、提案

 市政民主化運動案では、安倍政権のもとでの自治体の役割や大阪都構想による堺市政の民主的運営基盤そのものの危機、竹山市政への評価と課題、「堺はひとつ」の市民共同運動の広がりなどを押えたうえで、①堺市乗っ取り、廃止・解体阻止を最大の目標に運動を推進する、②各機関や職場での現在の議論状況に照らし、住みよい堺市つくる会(市民団体・堺市職労も加盟)の方針を踏まえ、さらに論議を深め、21日の拡大中央委員会で、運動推進体制と具体の行動を提案・承認を得るという柱を提起し、討論を呼び掛けました。

発言要旨

原水爆禁止世界大会への参加を表明。核兵器廃絶署名への協力を呼びかけ。

◆市政民主化運動でこれまで市職労は、住みよい堺市つくる会に結集し、市政をよくするために現職市長を相手にたたかってきたが、泉佐野市職労の来賓のあいさつにあった通り、今回は質と内容が違う。維新の会の市政になれば、どういう堺市政になるのかを組合員に明らかにし、訴えるなかで、運動のすすめ方を決定していかなければならないのではないか。運動を大きく展開するためには「堺はひとつ」、「政令市として堺のことは堺で」ということに大同団結し、そのもくろみを打ち破ることが今求められていると思う。

◆昨年4月から堺市立病院機構労働組合として、賃金や労働条件の交渉・協議を病院側と直接行ってきた奮闘を報告。36項目の要求書を大会決定し、336筆の職場連名要請書を提出。賃金カットなし、パートタイマー職員の雇用期間最長1年から最長3年への延長などの成果があった。職員数比50%以上の組織率維持のための3度に渡る加入訴えお手紙作戦などに取り組んだ結果、昨年よりも加入者・加入率ともアップした。労働組合・医療労働者・自治体病院の役割について、学習・交流し、一層成長していきたい。

◆16年前の4年雇止め撤回闘争を改めて共有するために、学習会を開催した。病気休暇や高年齢者雇用など、いくつかの成果も出ているが、雇用期限のある非常勤職員の雇用が見られる。私たちの労働条件はいつも削られる方向で牙をむかれていることを忘れずに、これからも共にがんばっていきたい。

 以上の発言に、荻野書記長が答弁し、提案した全議案について全会一致で採択されました。