「堺市廃止・分割反対」４割超が評価
子ども医療費助成拡大なども好評価
（7月23日付）
全職員を対象に配布した「働きがいのある職場・市政をつくるアンケートの結果を数回にわたって報告します。
市政評価アンケートは、１６９９枚のご協力をいただき、ありがとうございました。
回答者の属性は、①年代：20代８・２％、30代17・２％、40代20・８％、50代26・６％、未記入27・２％。②男女比：男49％、女41・１％、未記入10％。③正規職員67・４％、非正規職員27・７％、未記入４・９％でした。
評価できる１位は「堺市廃止・分割反対」
最初の設問「最近３年間程度の間で、特に評価できる市の政策はありますか？」において全体の１位は「堺市廃止・分割反対」41・７％。「評価できない」では７・９％と対照的です。支部別でもほとんどが１位か２位で、とりわけ市民67・３％、水道58・６％が高率でした。年代別では50代以上が48・８％とほぼ半数を占めました。
２位は「子ども医療費助成拡大」35・５％。年代別では40代43・３％、30代41・９％と、まさに子育て世代で高評価。支部別では保育所52・５％、社会福祉46・４％、保健衛生43・７％など、子どもに関係する職場で高い割合でした。
３位は「ＬＲＴ事業中止」22・１％。支部別で水道38・３％、年代別で50代29・５％が高率。ハード整備に関する職場が多い建設合同は21・７％でほぼ全体並みでした。
４位は「学校施設耐震化」22・０％。校務員の多い現業支部が32・９％、年代別で40代25・１％が高率でした。以降５位「地震津波対策」20・１％、６位「待機児童減少」18・２％、７位「世界文化遺産登録推進」13・２％と続きます。
評価できない１位は堺東駅前再開発中止
続いての「評価できない」政策１位は「堺東駅前再開発中止」27・５％で、評価できる５・０％に比べ対照的な評価です。支部、年代、任用形態別に見てもほとんどが１位か２位でした。
２位は「みんなの審査会」20・１％（評価できるは３・９％）。係長・補佐級では33・４％が評価できないと回答しています。
３位は「ＬＲＴ事業中止」13・５％でしたが、評価できる割合の方（22・１％）が高く、賛否が分かれました。４位以降の項目も、賛否拮抗が多くなりました。
