堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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原水爆禁止2013年世界大会を成功させよう

核兵器のない平和で公正な世界を

(7月11日付)

 広島・長崎に原爆が投下されてから今年で68年目の暑い夏を迎えます。8月7日から9日まで長崎で開かれる原水爆禁止世界大会堺市職労からも代表団を派遣し大会を成功させましょう。

 いま、北朝鮮の核ミサイル開発問題をめぐる軍事的な緊張が国民に大きな不安を広げています。どのような経過、背景があるにせよ、核兵器やミサイルで威嚇することは、国際紛争の平和的解決を義務付けた国連憲章のもとで、絶対に許されない行為です。とりわけ北朝鮮の隣国であり、歴史的にも密接な関係をもち、紛争の平和的解決を憲法で定めた日本こそ、平和を訴え、外交的平和的解決のためにイニシアチブを発揮すべきです。

 こうしたなか、今年も8月3日から9日にかけて「原水爆禁止2013年世界大会」が広島・長崎で開催されます。

 今年から3年前の2010年5月、世界189の国々が、核兵器のない世界をつくることを合意しました。

 今年の世界大会は、次のNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、その合意の実現を求めて、新たな飛躍をつくる場として成功させなければなりません。

 大会では、5つの大陸にまたがる非同盟運動や非核地帯の国々の政府や国際機関の代表、世界の反核平和運動や、核被爆者の代表と日本の草の根運動の代表がともに核兵器全面禁止への道を考えます。また、放射能被害の根絶をめざし、原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を求める運動と連帯します。

 国際会議、広島大会、長崎大会とたくさんのテーマ別分科会、文化行事や若い世代の人たちの被爆者訪問など、どのプログラムも、主人公は自分にできることを考え、話し合い、行動する場となります。

 また今年は、はじめて映画「プラトーン」「7月4日に生まれて」「JFK]をはじめ数々の名作を世に送り出し、2度アカデミー賞に輝いた巨匠オリバー・ストーン監督と、共同制作者である歴史学者のピーター・カズニック氏も広島、長崎で行われる原水爆禁止2013年世界大会に参加します。

 今年の本大会は長崎で行われることから、7月1日付の市職労ニュースにも掲載したように、原水爆禁止世界大会を成功させるため、堺市職労として代表団を派遣すべく、参加者を募集しています。

(参加には代表団登録が必要です。参加を希望される方は7月23日までに組合事務所までご連絡を)