「働きがいある職場・市政をつくるアンケート」に取り組みます
すべての職員にご協力を訴えます
(6月24日付)
堺市職労では、「職員にとって働きがいのある職場」「住民にとって住みよい市政」をめざして、今後の活動をすすめるための参考として、全職員(雇用形態を問わず)対象でアンケートに取り組みます。ご協力をお願いします。
現在、大阪府・大阪市を統合・再編して大阪都(新大阪府)とし、大阪市を5~7つの特別自治区に解体する計画は、特別区設置協議会(法定協議会)で議論されています。
私たちはこの「大阪都構想」に対し、11年2月に見解を発表し、「①私たちのまち「堺市」がなくなってしまいます、②財源が吸い上げられ、住民サービスの低下が懸念されます、③権限が縮小され、住民自治が後退します」と指摘し、堺の自治と分権の発展をめざす立場でさまざまな運動に取り組んできました。
今回のアンケートは、7月31日に予定している堺市職労定期大会に向け、約3年半の堺市政について、市の施策、大阪都構想、勤務労働条件等さまざまな観点から職員の声を集めることをめざしています。設問概要は以下のとおりです。
設問1=施策評価
マスタープラン「さかい未来・夢コンパス」が一昨年3月に策定され、「子育てのまち」「歴史文化のまち」「匠の技が生きるまち」を「堺・3つの挑戦」として、プロジェクトの推進が打ち出され、各部局ですすめられているところです。
ここでは、このような状況を踏まえ、最近3年半程度の間にすすめられてきた施策、また中止された施策などについての評価をお聞きしています。
設問2=大阪都構想
大都市制度のあり方については、第30次地方制度調査会においても、政令市の権限強化を含めて議論されているところですが、ここでは、「大阪都構想」についての賛否をズバリお聞きし、賛成・反対それぞれの理由もお聞きしています。
設問3=充実すべき施策
マスタープランは20年までの計画となっています。ここでは今後の堺市のまちづくりをすすめる上で、特に充実すべき施策について、お聞きしています。
設問4=要員管理方針
市がすすめる「新たな要員管理方針」(10年間で要員数2割削減し、4800人体制とする)について、率直な考えをお聞きしています。
設問5=人事給与・労働環境
この間、全国的にも退職金を含め公務員賃金の削減がすすめられているところですが、ここでは、市の人事給与制度や労働環境の改善などについて、特に求めたいと思っていることについてお聞きしています。
設問6=市政全般
その他、市政全般についてのご意見を自由記述でお願いします。
全職員のみなさんに
このアンケートは、これからの堺市を私たちにとって働きやすく、市民にとってより住みよいまちにしていく一助とするために取り組みますので、非正規職員のみなさんはもちろん、管理職のみなさんや組合未加入の方にもご協力をお願いします。