賃金制度の概要や課題について学ぶ
(6月12日付)
6月6日(水)、18時30分から、職員会館会議において、「堺市職員の賃金・労働条件」講座を開催しました。
林田書記次長を講師に、地方公務員の賃金制度や昇任・昇格・昇給の仕組みを体系立てて説明しながら、実際の給料表と照らし合わせて見たり、現在の堺市の給料表に至る経過を06年の給与構造改革から紐解き、現状確認しました。また、堺市がすすめている多様な雇用形態にも触れ、「願望」ではない「権利」としての働き方や労働組合の意義について、考えました。
初めての試みとして、詰め込みながらも手探りで進めてきましたが、講義後、質問が次々と出て、闊達な意見交換の場となりました。
もともと、「自分たちの賃金・労働条件の仕組みがわからないから、労働組合の要求の意味がわかりにくい」という声から始まった試みなので、今後も様々な意見を取り入れ、ニーズに対応していければと考えています。そうすることで、労働組合活動を身近に感じ、活用していただければと思います。
最後に一部ですが、感想を掲載いたします。皆さん、お忙しい中、ご参加ありがとうございました。
「仕事でわからないことが多いので、勉強したいと思い、参加させていただきました。独学では資料を収集することも困難なので、とても助かりました。ありがとうございました」。
「任期付の条件がよくわかっていなかったので、今回、参加してよくわかりました。任期付の勤務条件についても知りたいので、正規職員の説明とは別に説明していただければ、もう少しわかりやすかったと思います。組合員手帳に書いているのだけでは少しわかりにくいので…」。
