「堺市政治活動規制条例否決を」
(6月11日付)
６月10日、「教育基本条例」「職員基本条例」の制定を許さない堺地域連絡会は、橋下大阪市長の「慰安婦発言」に対する抗議と、大阪維新の会堺市議会議員団が堺市議会に提案している「堺市職員の政治的行為の制限に関する条例」（案）の否決を求める宣伝を行いました。
５月13日に橋下大阪市長が行った、旧日本軍｢慰安婦｣制度そのものを正当化し、女性をはじめ、国民の人権を踏みにじる暴言については、既に多くの批判が巻き起こり、国際問題に発展しています。
橋下大阪市長は、これを撤回・謝罪するどころか、今度はオスプレイ訓練受入れを八尾空港で行うと述べ、八尾市長をはじめとした地元から怒りの声が寄せられるなど、無反省・開き直りはますますひどくなるばかりです。
こうした中提案された堺市職員政治活動規制条例案は、「公務員の政治活動は自由」とする世界標準から大きく遅れ、国家公務員法を限定的に解釈した最高裁判決からも逸脱した、「憲法違反」の疑いのある条例案と言わざるを得ません。
宣伝では、会の訴えに対し、多くの関心が寄せられ、ビラを手に取って読まれる方々の姿がありました。
