堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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区役所繁忙期窓口の本格実施を協議

各窓口職場の実態をふまえ今後も検証・協議を

(1月7日付)

 12月26日、市民生活部長、戸籍住民課長、保険年金管理課長、子ども家庭課長、労務課長等出席のもと、繁忙期区役所休日窓口の開設について協議を行いました。組合執行部からは、本部及び社会福祉支部、市民支部から5人が出席しました。

 冒頭、これまで2年間試行実施してきたが、今年度から繁忙期の区役所窓口開設を本格実施(原則として3月の最終日曜及びその前日の土曜と前週の日曜の午前中)したいと提案がありました。

①開設日時 3月24日(日)、30日(土)、31日(日)9時~12時

②開設場所 各区役所

③実施業務 転入・転出など住民異動に伴う業務

 当局は、「他の政令市は1市を除いて実施中」「実施内容はこれまでの試行と同じ業務を考えている。市民サービス向上の観点から実施内容については今後も検討したい。時間帯については、午前中開設が好評だった」と述べました。主なやり取りは以下の通り。

組合:年度替わりの窓口の混雑を分散させる趣旨は理解できる。試行実施では、おととしが2日間、去年が3日間の開設。異動等もあり、年度当初の平日業務の体制確保問題もある。何日間の開設が有効かは今後の検討課題。また、出勤した職員に対して、週休日の振替対応だけでなく、時間外勤務手当支給など実態に応じた対応を願いたい。

当局:原則振替だが、職場の状況に応じて対応したい。

組:今回は、住民異動に伴う業務という線引きだが、介護保険関係はこれまでと同じく実施業務には入っていないのか。

当:取り扱う業務は、昨年と同範囲を考えている。介護保険については、転出入に関わって他自治体とのやり取りが必要なため、実施は考えていない。

組:その点は理解できるが、保険年金課や市民課の窓口で職員が説明しないといけないことは分かって欲しい。また、本庁及び窓口職場の繁忙期窓口実施体制についてはどのように考えているか。

当:子ども家庭課は1~2名、戸籍住民課は最低でも1名の予定。保険年金管理課の出勤は予定していない。窓口職場は、例年通り、各所属で従事人数を検討する。

組:各区役所の警備員の配置はどう考えているか。

当:繁忙期窓口を行うことによる配置は考えていない。

組:来年度は全区で子育て支援室が設置されると聞いている。引越し作業と受付業務の時期が重なってしまう。

当:児童手当受付は、市民課にブースを設けて1~2名体制で従事するため、引越し作業に支障はきたさない。

組:特に、子育て支援室・地域福祉課や保険年金課等から聞くが、日常業務が繁忙なため、土日にも出勤している。その上、繁忙期窓口の実施となる。児童手当や国民健康保険の繁忙期は別の時期にもある。この状況を当局として認識してほしい。

当:日常業務の体制については、よくみきわめて必要があれば対応しなければならないと認識している。

 最後に、本格実施にあたり、今後も検証を行っていくことを確認し、協議を終えました。