堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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2012年末一時金アンケート結果③

残業縮減に「正規職員の増員」

(11月13日付)

Q 今年度の時間外勤務と手当の実態について?▼「一部」「全部」を合わせて「不払い残業があった」という回答が28・0%を占めました。支部別では事業団で78・1%、保育所で78・0%が「不払い残業があった」と回答されています。

Q時間外勤務をするときの理由は?▼1位は「突発的な仕事がある」で、2位「仕事量が多い」42・1%、3位「人員削減により人手不足」33・4%等、人員と仕事量の釣り合いが取れていないことが多く見受けられます。とりわけ事業団・社会福祉保育所では「仕事量が多い」が1位となっています。また、年代別では「納得できるよう仕上げたい」が全体8・6%に対し、20代以下は17・6%、「仕事の仕方に無駄が多い」が全体6・3%に対し20代以下16・0%と若い職員に特徴が見られました。

Q賃金不払い残業がある理由は?△1位が「申請しにくい雰囲気があるから」41・3%。しかも全年代通じて1位でした。2位「持ち帰り残業」は全体33・1%に対し保育所66・7%や事業団55・8%が高率でした。3位「自発的に行っている」28・0%が続いています。また「ノー残業デーで申告しにくい」が17・1%で、特に20代以下は25・7%と高率です。

Q残業縮減に向け有効方策は?△1位は「正規職員の増員」69・2%で断トツ。一方で「臨時・任期付職員の増員」10・2%。「派遣職員の活用」5・3%でした。2位は「作業の効率化」47・5%、3位は「職場の雰囲気作り」33・0%でした。とりわけ20代以下では47・3%と若い職員ほど申請しにくい雰囲気を感じている傾向がみられます。また、「事業の縮減・廃止」が全体17・9%に対し、30代が25・7%で高率。なお、「縮減する必要はない」はわずか6・9%でした。