堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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今年度第1回中央員会を開催

当局提案は根拠なし、魅力感じる職場へ改善しよう!

(10月24日付)

 18日、第1回拡大中央委員会(定数71名)を開催し、38名が参加しました。

 冒頭、丹野委員長は、「『維新の会』が国政進出から政権をうかがう状況。自民党は安倍さんが総裁に選出され、新自由主義の代表である日本維新の会とあわせ、日本の政治が大きく右旋回しようとしている中で秋季年末闘争が闘われる。要求を実現していくこの時期に当局は、全職員に対して賃金カット提案。全く理解できない理由。激しい交渉になるが、未来をつくるためにしっかり闘っていきたい」とあいさつ。

 その後、荻野書記長が、大阪都構想を考えるフォーラムや食堂問題、人事評価問題などこの間の経過報告と秋季闘争方針を提案し、質疑討論に入りました。

◆長谷中央委員:時間外問題について、当局は縮減する気があるのか疑問。組合から具体策を示す時期に来ているのではないか。また、服装問題は職員を信頼していないとしか思えない。係長試験を見ても、魅力も感じないし、職員がやる気も失っていると感じる。職場は閉塞感でいっぱいである。この状況を打ち破る追及をしてほしい。

◆高橋中央委員▼:給与カット提案は、国家公務員との均衡ということだが、決算が黒字でも給料が上がらない。職員は工夫し、経費削減など努力している。国を理由にするのではなく、堺市としてどうするかが大事。現状では職員のモチベーションが上がらない。

 2名の発言を受けた荻野書記長は、「時間外勤務については、当局は所属長ヒアリングなど行っており、継続的に協議していく。縮減努力をしても効果がなければ人を入れるしかなく、それを求めていきたい。賃金カット問題については、32年連続実質収支黒字をアピールする一方で、カット提案では根拠がない。財政運営上の問題であれば幹部の責任。責任をあいまいにし、国の問題へのすり替えは許せない。2年間カットによる効果も明確でない。具体的に追及していく」と答えました。

 最後に、丹野委員長の発声で団結ガンバロウで第1回拡大中央委員会を終えました。

 次回の中央委員会で秋季闘争方針などを決定しますので、職場での議論をよろしくお願いします。