堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

中央図書館で地域資料を担当する方のお仕事が紹介されました(前編)!

大阪自治体問題研究所発行『住民と自治』にて

【地域資料担当主査とは、どんなお仕事】

 10年以上前から「地域資料(郷土資料)」を担当しています。地元の資料を収集し、残し、利用してもらう仕事です。以前から希望していました。堺の図書館には95年の歴史があります。戦災に遭いましたが、書庫は残り、歴史的な資料も残っています。市民の財産です。地域資料の専任の担当者を配置できている図書館は、府内でも府立中之島大阪市立と堺ぐらいでしょう。

【この仕事に就いてよかったと思ったとき】

 レファレンスサービスとは、必要な資料を探し出し、利用者の学習・研究・調査を助ける仕事です。「こんな病気に罹っているけど、参考書を」など、人生相談のようなこともあるのです。図書館の場合、資料を探し出し、「ここにはこう書いてますよ」という答え方になりますが。図書館は土日も開いているので、行政相談を受けることもあります。

 かつて年金問題のとき、「昔、堺で働いていた。年金事務所から『会社の名前だけでも』と言われた。手掛かりはないか」と相談され、昔の地図と照らし合わせる中で記憶が戻り、

「あっ、ここや」と喜んで帰ってもらったこともありました。

   ~後編に続く~