堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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7・30大阪府民集会

自然エネルギーへ変えていこう!原発のない社会をめざして 7・30大阪府民集

 7月30日(土)午後5時から扇町公園(地下鉄扇町・JR天満下車)にて、「原発なくし、自然エネルギーへの転換を求める7・30大阪府民集会とデモが、原発ゼロの会(準備会)の主催で行なわれます。

 東日本大震災で起きた、福島第一原発事故では、いまだに収束の出口が見えず、廃炉に向けた国の原子力委員会東京電力などが検討している中長期的な工程では、最終的に原子炉建屋を解体し、撤去するまでには数十年に及ぶ作業が必要とされています。当然、その作業が完全に終了するまで放射能被曝の危険にされされることになります。今回の事故は、原発の危険性を事実をもって明らかにし、原発と国民生活が両立できないことを多くの国民が再確認しました。

 原発は、いかなる「対策」を講じても、危険性を解決することはできません。原発は、ばく大な放射性物質をかかえていますが、それをどんな事態が起きても閉じ込めておく完全な技術もありません。そして、ひとたび大量の放射性物質が放出されれば、被害は深刻で広範囲におよび、将来にわたっても重大な影響を及ぼします。いまこそ原発からの撤退が求められています。

地震列島に原発を集中立地すること自体が危険ですが、とくに、福井県若狭湾沿岸の原発は、活断層のすぐ近くにあるという、世界にも例のない危険な地域に立地しています。

 福島原発よりも古い美浜原発など、老朽化した施設が圧倒的で、いかに部品交換しようとも、炉本体の劣化はすでに当初の耐用年数を超えています。今回の福島原発事故を見ても、老朽化した原発の即時停止・廃炉は急がなければなりません。

 さらに、福井県原発は、隣に「近畿1300万人の命の水源」琵琶湖をかかえ、いったん事故が発生したときの影響は、近畿全体に及ぶことは明らかで、計り知れません。

 停止した原発の再開や老朽化した原発の運用継続、原発推進を表明することは、断じて許されるものではありません。

原発ゼロの会(原発なくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会)準備会が主催する「7・30大阪府民集会」に参加し、自然エネルギーへの転換を求め、原発のない社会をめざしましょう