10月3日付
全国労働衛生週間は、毎年10月1日から7日までを本週間とし、9月1日から30日を準備期間として、全国の事業場・職場で労働衛生(=働く人の健康と安全)に関する啓発・点検の機会とする取り組みで、今年で第76回を迎える運動です。
実施主体としては、厚生労働省が中心となり、関連団体が協働して全国の職域でさまざまな活動を展開します。
1.労働衛生に関する国民および事業場の意識向上
2.事業場における自主的な健康管理・安全衛生活動の促進
3.労働災害・健康障害(過労・メンタル不調・化学物質の影響など)の未然防止が目的で、2025年のスローガンは、「ワーク・ライフ・バランスに意識を向けて ストレスチェックで健康職場」となっています。
このスローガンには、働き方改革や心身の健康を意識した職場づくりを強化するメッセージが込められています。 特に ストレスチェック制度の実施・活用を通じて、メンタルヘルス対策を全事業場に浸透させようという意図が示されています。
令和7年5月に労働安全衛生法が改正 され、労働者50人未満の事業場についてもストレスチェックの実施が義務化される点が強く意識されています。
さらに2025年の重点分野には高年齢労働者の健康管理として、高齢化を迎える労働力に対応する健康維持策の強化が狙いとして掲げられています。今後ますます高年齢層の方の職場での負担が増えていく中で重要なポイントですが、定年引上げに係る話など引き続き協議すべき問題は残っています。職場を維持していくためにともに考えていきましょう。