3月23日付
新型コロナウィルスの感染が急激に広がる中、実際に感染者が出た家庭のお話です。筆者は妻、小学2年生の娘、幼稚園の息子という家族構成で、大阪市内に自宅があります。
先日、息子が発熱し、医療機関で陽性確認。幼い息子をホテル療養させるわけにもいかず、その日のうちに妻と息子は自宅に残り、娘は河内長野市にある妻の実家、私は岸和田市にある自身の実家という3拠点生活に。
更にその2日後、妻まで陽性反応が。私は体調に問題なかったものの休暇を取得し、感染に気を使いながらバイクで往復50キロを走りながら食料品や医療品を届ける日々を送りました。
一方、娘は自宅待機期間が明けてからは義母に河内長野駅まで送迎してもらい、電車を含め片道1時間かけて大阪市内まで通学し、復帰初日は学校で溜まっていたテスト8枚をこなしたそうです。
私も職場復帰したのですが、いきなり初日昼から妻の容体が悪化。急遽さらに午後休暇を取得し、保健所から看護師を派遣してもらい、防護服着用で診断していただき何とか快方に向かいました。
妻も息子も元気になりましたが家庭生活も仕事に対しても大きな影響があり、コロナの恐ろしさを感じました。 この間妻子はウーバーイーツ三昧で出費も高くついたのですが、救いは自治労連のセット共済が自宅療養でも不慮入院扱いで給付される点。こんな時にも頼りは実家の親と組合だ、と実感しました。