職場の実態、労使交渉に反映を！（5月9日付）
あさって11日（水）、拡大中央委員会が開かれます。
今回の夏季交渉では、私たちの賃金水準にとどまらず、慢性的に不足する人員体制や子育て関連の諸制度、夏季休暇など、いきいきと働き続けられる勤務労働条件の改善を当局に求めます。
人員体制改善を
４月25日に行われた職員採用に向けた人員体制交渉では、当局がたてている要員計画を平成28年度は１０４名も下回っており、職員の恒常的な長時間労働や事務のアウトソーシング、短期臨時職員の増加などで担わざるを得ない実態を明らかにし、要員管理の見直しと職員採用の増を含めた体制改善を強く求めてきました。
今交渉の中でも継続して実態の改善を要求します。
「給与の総合的見直し」の影響を明らかに
また、賃金水準については、15年度給与平均０・36％の引上げが行われましたが、４月から「給与の総合的見直し」による給料表平均１・５％引下げが行われており、３年間の現給保障はあるものの、３年後に「賃下げ」となる職員がでてくる可能性もあることから、人事委員会勧告、賃金確定交渉でのベースアップにつながる交渉にする必要があります。
非正規職員の時給改善を
さらに、昨年度大阪府の最低賃金が引き上げられたことを踏まえて、非常勤職員や短期臨時職員の時給単価の引上げを求めます。
人事評価、係長試験に多くの声
本格実施から３年が経過する人事評価制度、係長級昇任試験制度などについてもさまざまな職場の声を集約し、改善を求めます。
拡大中央委員会の成功へご協力を
11日に開催する拡大中央委員会では、アンケート集約を踏まえた要求書と運動方針の決定、今月中に設定される労使交渉の具体化に向けた討論を行います。
組合員のみなさんには、要求アンケート回収へのご協力を、中央委員、支部役員のみなさんには拡大中央委員会へのご参集をよろしくお願いします。
