戦後七〇年…戦争と平和を考える
（9月28日付）
「戦争立法」が国会で可決、成立しました。憲法９条に違反する内容の法案を十分な審議も尽くさず自民党をはじめとした多数で押し切り、主権者である国民の意志を踏みにじる暴挙と言わざるを得ません。世界のどこであれ、アフガニスタンやイラク戦争ような戦争にアメリカが乗り出す際に、自衛隊が従来禁じていた「戦闘地域」まで行って、軍事支援することになります。当然攻撃され、自衛隊も応戦し「殺し殺される」事態になります。戦争は「殺し殺される」恐ろしい世界です。私たちはいま重大な歴史的岐路にたっています。
この秋開講する「戦後70年 戦争と平和を考える」労働学校堺教室は「戦争と平和」をじっくり学びます。改めて「戦争とはなにか」を、歴史的な事実をふまえ根本から学びます。戦後日本がアメリカの占領下で、どんな状況に置かれてきたのか、日米安保条約のもとでアメリカの世界戦略にどのように加担してきたのか、そして、いま安倍内閣のもとで推し進められている新日米ガイドラインとはなにか、また、自民党が準備している憲法草案の内容も学びます。ぜひ、多くのみなさんの参加をお願いします。
開校に先立ち「第一次世界大戦」が始まった地に立ち平和の大切さを考えるプレ学習会を10月１日（木）サンスクエア堺・第一会議室で開催します。
「戦後70年 戦争と平和を考える」堺教室
10月8日開校 毎週木曜日 全10回
