堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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2015国民春闘方針、要求書決定

こんな堺と日本をつくりたい

要求し、行動し、変える春闘

拡大中央委員会開催

(2月20日付)

 2月18日(水)、第5回拡大中央委員会を開催し、2015年国民春闘方針、春闘要求書について、この間の職場論議を踏まえた補強を行い、全員一致で決定しました。

市民のための市政に向け大同団結を

 開会のあいさつで山道執行委員長は、「4月にはいっせい地方選挙が行われ、5月17日には大阪市を解体する住民投票が行われる可能性が高まっている。橋下大阪市長は、堺市でもタウンミーティングを行うなど精力的に動いている」「私も新金岡で演説をお聞きした。『堺市も都構想に参加し、一体的な広域行政を行い、大和川以北の活力を南に呼び込む』『堺市役所はなくなるが、堺市はなくならない』など相変わらずの主張を繰り返している」「遅くとも秋には、府知事と大阪市長のダブル選挙もある。維新の会勢力が上から目線で思い通りの枠組みをつくるのか、市民のための市政を大同団結でつくりあげるのかが問われている。組合員一丸となって取り組もう」と強調しました。

26日第1回交渉等提案

 続いて、荻野書記長より、①春闘交渉を2月26日と3月中旬に開催すること、②組織強化拡大に向けて論議をすすめ、3月下旬に組織拡大を中心課題とする中央委員会を開催すること等を具体的取組みとする国民春闘方針案及び春闘要求書案を提案し、質疑討論。

2人から補強意見

春闘要求書を補強する立場で2点発言する。給与構造改革に伴う諸課題については、前回の拡大中央委員会で区切りとしたが、特に今年度退職を迎えられる高齢期職員について、諸課題の回答が及ばない状況。今春闘でも、粘り強く改善について取り組んでいただきたい。また、公共工事や委託業務に従事している労働者に適切な賃金確保がされているか、労働組合としても調査研究に取り組んでいくべきではないか。

○先日、自治労連介護対策委員会で、陸前高田市、大船渡市、大槌町など被災地を訪問したが、介護の前に生活が成り立っていない状況。そんな中でも、堺から職員が多数来ていただいているとおっしゃっていただいた。要求書について、国政に対して改善を求める項目が多いが、職場で職員は制度構築に向けて苦労しており、そこに基づく要求の練り上げを。西区市民課窓口委託問題も市民支部執行部が実態把握や協議をがんばっていただいている。本部としても支援を。

執行部答弁

・高齢期職員は、この間、現給保障廃止や退職金削減もあり、実態として厳しい。春闘交渉でもやり取りしたい。

・労働者の賃金について、ご指摘は重要。まずは最低賃金引上げ署名など全体の底上げに取り組みたい。

・被災地で頑張っていただいている職員について、業務報告のための旅費確保、メンタルヘルスなど課題を引き続きやり取りしたい。

・実態に基づく要求をとのご発言は、今後、私たちも支部とともに具体的な改善を求めて頑張りたい。

 試行部からの提案議案は、すべて全会一致で可決。19日に要求書を提出しました。

諸課題解決等交渉の残課題や人員体制など切実な要求を前進させましょう。