堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

第4回 拡大中央委員会を開催

諸課題に区切り

職場を背景にした運動に確信もち要求くみ上げ、さらなる改善へ決意

(2月6日付)

 2月4日(水)職員会館において、第4回拡大中央委員会(定数65名)を36名の参加で開催。 

 諸課題解決等交渉中間総括(案)を採択し、春闘方針案骨子及び春闘要求書(案)については、次回の中央委員会まで職場討議に付すことを決定しました。

 執行部を代表して山道委員長は、「1月28日の団体交渉で、給与構造改革に伴う諸課題2項目、その他人事給与制度の見直し8項目について回答を受けた。今回の交渉はH18年2月10日回答の履行を9年間求め続けてきた中で、職場の声を背景に運動をすすめてきた結果。到達点に確信を持ちつつ、不十分な点については、引き続き春闘含め要求していく。また、国政では残業ゼロなど労働法制の改悪がすすめられようとしている。労働環境の改善へしっかり運動を展開していこう」とあいさつ。

 次に荻野書記長より「諸課題解決等交渉中間総括(案)、春闘方針案骨子及び春闘要求書(案)を提案し質疑討論に入りました。

○諸課題解決は、長きにわたる闘争だった。区切ったとしても、残余の課題解決を当局にしっかりと求める必要がある。副主査選考の全容が不明確。運用についてよく説明を。今年度退職者は今回の改善を十分に受けない。現給保障廃止の経過措置の中でダメージ大きい高年齢者への対応を。保育所送迎は職場の関心高い。丁寧に説明を。

保育所送迎について、職場では多くの方が活用している。今回の回答は、職場に十分理解できるまでの時間がなかった。職場の声をもっとくみ取ってニュースなどに掲載してほしい。

保育所送迎は男性も活用しており、大きな動揺があった。追加提案は交渉の〆切の時期にあり、時間があまりなかった。現場の声をあげる行動をぜひ考慮いただきたい。

○執行部答弁

 副主査選考基準については、今後協議をすすめていく。高年齢者への影響については、『給与制度の総合的見直し』の動きもある。到達点は不十分であり、引き続き改善求める。

保育所送迎では、有給を拠出とはなったが、声をあげたことで制度は存続となった。今後運用に向けて詳細を明らかにしつつ、高学年への拡大など根本的案な改善要求も必要。春闘交渉も含めて引き続き取り組みたい。

 質疑討論後、「諸課題解決等交渉中間総括(案)」を全員で採択。また、全国統一行動(スト含む)の闘争指令を発する権限を日本自治労連野村執行委員長に委譲する批准投票も実施中です。

 組合員のみなさんの圧倒的な賛成を呼びかけます。