堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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本日(19日)、第3回交渉再開へ

解決できる具体策を示せ (11月19日付)  13日の第3回交渉が中断(休憩中)となっているもと、本日19日、交渉の再開に向けて、当局にこれまでの交渉経過を踏まえた人事委員会勧告実施、給与構造改革に伴う諸課題の解決など、具体策の提示を求めています。ランチタイム集会等に寄せられた組合員の切実な声を紹介します。 「消費税分の賃上げを」「綱渡りの職場体制」  まず組合員から寄せられているのは、生活の苦しさです。「消費税8%と物の価格の値上がりが大きく、賃金の変化はないのに一層生活は厳しくなってきています。これから先の生活がどうなっていくのか不安です」など将来の不安を訴える声が寄せられています。  また、職場の人員不足にも多くの声が寄せられています。 「賃金があまり上がらない中、労働条件が悪化してきている。人員等が増々厳しい。常勤の人員に比べ短期臨時職員が増えてきている。短期臨時の方の時給860円では、募集しても人が集まらず、業務が行えない。ハローワーク求人出しているが集まらない」「再任用枠に欠員が出て、周りの職員にも負担が大きく、病気休暇や産休者もいて、非常に綱渡り的になってきています。窓口に来られる市民の方は、職員(窓口に出られないアルバイトさんや派遣さん)がいるのに何で対応できないかと怒って帰られる方もおられます」 人事評価への不信感も  また今回提案されている副主査選考に関連して「人事評価制度について、上司が部下の評価をするだけでなく、係員も上司の評価をできるようにしてほしいです。最近は面談もしてくれないので、どんな評価ついてるのかもわからない、上からと下からでは感じ方も全然違います」など、批判的な声が寄せられています。 保育所送迎無給化」圧倒的に反対の声 そして何よりも多くの反対の声が寄せられているのは保育所送迎等職免の無給化です。「無給になると、現実に生活できなくなってきます。若い職員は特に給料も安く、これ以上給料が下がるとモチベーションも下がり、こどもを安心して産み育てることに不安ばかりを感じてしまう」「保育所送迎職免の無給化は困ります。3人子育てしているので、もっと子育てに対して、経済的負担軽減の制度がほしいです」「保育所送迎が見直しされるのは驚きです。現状のままを守ってほしい」  堺市当局には、これらの職員の声に真摯に耳を傾け、これまでの交渉経過を踏まえて、解決できる具体策を早急に団体交渉で示す事が求められています。