堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「きずなアンケート」を広く取り組み成功させよう

政策や方針はくらしの実態から

(6月24日付)

堺市職労を含む府下の自治体で、大阪自治労連・大阪自治体問題研究所の提起を受け、働くものの暮らしときずな、町のにぎわいアンケート(略称「きずなアンケート」)を取り組んでいます。つながりを活かし、広く働くものの声を結集しましょう。

 「アベノミクスで景気が良くなっている」と報道されていますが、恩恵を受けているのは一部の株主や企業で、私たち普通の労働者・普通の市民には実感がわきません。

 事業所の90%以上が中小零細企業という大阪のまちで、そこに働く人たちが、どのような状況で、また、どんな気持ちを持っているのかを明らかにし、政策提言に結び付けていくことがこのアンケートの目的です。

 現在、大阪自治労連傘下の労働組合で、役員の家族・組合員の家族の民間労働者へ協力を呼びかけています。地域の市民団体との共同や、地元の事業所や商店の訪問も取り組まれます。

市職労として堺東商店街を訪問

 6月22日(日)午後、堺市職労として「きずなアンケート」の統一行動を行いました。

 堺市役所の地元堺東商店街で、チェーン店ではない個人商店を3人1組で訪問。アンケート用紙を示しながら、「協力いただけるところを記入してもらって返信用封筒で返していただけるとありがたいです」と預けていきました。

 約2時間で、パーマ・洋服・花・雑貨店・イタリア料理店など34件を訪問。「息子に代替わりしたから(店番の)自分が預かれない」というケースもありましたが、ほとんど二つ返事でOKでした。

 「市役所の労働組合」への反応は未知数だったので多少不安はありましたが、みなさんたいへん好意的に対応していただき、行動しながら元気が出てきました。

 あるお店では「うちは趣味みたいにやってるから、(回答しても)役に立たないと思うよ」と言いながら、「ご苦労さまやね」とお水を出していただき、「平日に役所の人がお昼を食べに来るけど、昼休みが短いからほんまに慌てて帰りはるわ」と話が弾み、協力を約束してくれました。

 また、市職労の組合員証提示での優待サービスに協力していただいている飲食店や装飾品店など改めて訪問、たいへん温かく歓迎していただきました。地域との結びつきの大事さを再確認する取り組みとなりました。

 組合員のみなさん、きずなアンケートを職場役員が持っていった時には、家族で民間事業所で働いている方がおられたら、ご協力をお願いいたします。