堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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住民のいのち・暮らし中心の政治を

維新の会の横暴を許さない世論と運動を強めよう

(5月27日付)

 橋下氏(日本維新の会共同代表)が市長を務める大阪市を中心に、維新の会がすすめようとする住民サービス切り捨てに対する矛盾がこの間ますます広がり、たたかい・世論が強まっています。

 橋下大阪市長がすすめる市民サービス切り捨ての「改革」(昨年否決された公立幼稚園の廃園・民営化の再提案、地下鉄・市バス民営化、一般ゴミ有料化、水道事業民営化、カジノ誘致問題など)に対して矛盾が広がり、各方面から不安や怒りの行動が行われています。

 5月9日には新婦人大阪府本部が対市交渉。「民営化路線」を強行に推しすすめようとする大阪市当局の姿がますます露わになりました。また、「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」―との橋下市長の暴言から1年、「橋下市長の『慰安婦』・性暴力発言を許さず辞任を求める会」は13日、団体・個人に呼びかけ「橋下市長絶対許さへん5・13集会デモ」を行っています。

 一方、橋下市長の肝いりで導入した公立学校への公募校長は、短期間にセクハラや職場離脱など不祥事があいつぎ2人目の更迭者が現れるなど、改めて制度への疑問や批判の声が上がっています。

堺・岸和田に続いて泉南でも「維新NO」

 18日投票で行われた泉南市長選挙では、泉南明るい会が「維新政治の持ち込みNO」をかかげ前副市長を自主的支援。維新の国会議員や府議会議員が「一丸となって必勝を」と全面的に支援する候補と、文字どおり1票を争う激しい選挙戦をたたかい、わずか16票差で勝利しました。

 大阪市労組の組合事務所の使用不許可を大阪府労働委員会が不当労働行為と認定するなど、これまでの運動の広がりや到達点に確信を持ちつつ、大阪市の実態など維新の会がすすめる市民サービスの切り捨ての事実を知らせ、「住民のいのちと暮らしを守れ」の世論と運動を広げていきましょう。