堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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ファシリテーションで効果的な会議を考えよう②

 第1回(7月10日付)掲載後、幾らかの反響をいただき、ありがとうございます。

 今回は「質問の方法」について、紹介したいと思います。何卒、ご笑覧ください。

(8月7日付)

 質問とは、簡単なようで実に奥深いコミュニケーションです。その中でも、大きく分けて2種類あるということを知っているだけで効果的です。

①クローズド・クエスチョン(閉じた質問)

 「イエス」か「ノー」で回答できる質問の方法です。例えば、「あなたは林檎が好きですか?」というのが、クローズド・クエスチョン。応用として、「3つのうち、どれを選びますか?」といった、選択肢を用意する方法もあります。

②オープン・クエスチョン(開いた質問)

 「イエス」か「ノー」では回答できない質問の方法です。例えば、「あなたが好きな果物は何ですか?」というのが、オープン・クエスチョン。

 以上、簡単ですね。

 TVで討論番組をよく目にしますが、この2つの質問方法を念頭に置いて見れば、「お、クローズド・クエスチョンで立場をはっきりさせにかかったな」とか「同じ立場の人にオープン・クエスチョンを投げかけて、違いを明らかにしようとしているな」といったことがわかってきて、おもしろいかも。司会が上手い人は質問が上手い、と言えるのではないでしょうか。