山家悠紀夫氏の講演~堺社会保障推進協議会(堺社保協)主催
(1月13日付)
みんなで学びましょう!
▼生活の中で知っているようで知らない消費税のしくみ
▼トヨタなど輸出企業は消費税が還元される?
▼ヨーロッパでは消費税率が高くても、なぜ国民の不満にならないのか?
▼社会保障費における生活保護費の額や比率は先進国と比べてどうなのか?
▼世界の景気が悪くなる中で社会保障ばかりにお金を使えないのでは?
▼維新の会の「国の形を変える」という中身の危険性
▼「競争」がより良いものを生み出すという考え方はどうか?
など、知っているようで知らない疑問について、日々の暮らしに密着した税について、しっかり学ぼうと企画した講演会。
山家悠紀夫氏を迎えて
「目からウロコ」「とても分かりやすかった」と評判の山家氏。
同氏は、デフレ不況は、内需を生み出す大もとの賃金減少により生じていると指摘。安倍内閣が掲げる金融緩和と公共事業の積み増しでは、投機資金の増大や一時的な効果しか得られないと述べます。「構造改革」が、逆に大企業の競争力を弱めたとし、雇用や中小企業育成による内需拡大の必要性を訴えています。
【講師紹介】
山家悠紀夫(やんべゆきお):1940年生。神戸大学経済学部卒業。第一勧銀総合研究所専務理事、神戸大学大学院経済学研究科教授を経て、04年「暮らしと経済研究室」開設。
【著書】
『暮らし視点の経済学―経済、財政、生活の再建のために』『景気とは何だろうか』『日本経済 見捨てられる私たち』など多数
【とき】1月16日(水)、18時半~20時半
【ところ】サンスクエア堺第1会議室