堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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マスコミが伝えない維新の実像を発信

全国からの要請に出張講演

(9月13日付)

 いま、国政進出を狙う橋下「維新の会」の実像は何かについて全国各地から講演要請が寄せられています。大阪市をよくする会、明るい民主大阪府政をつくる会や両会の構成団体は、各地からの要請に応え、橋下「維新の会」の実像を知らせる「大阪の責任」を果たそうと奮闘をしています。

 9月9日、北九州人権問題研究集会実行委員会の招きで成瀬明彦さん(大阪市をよくする会事務局次長)が講演とパネリストを務めました。集会は「人権を愛とロマンで語る!第2回北九州人権問題公開講座」で、「橋下大阪市長の『維新改革』、そして人権と自治」と題して、「維新改革」の本当の狙いはなにかについて1時間報告しました。参加者は百人を超えました。

 会場からは、橋下大阪市長の強権的な市政運営に「えげつない」という反応があがり、「なぜ弁護士出身の市長がそこまで憲法違反の政策を次々に打ち出すことが出来たのか」「橋下ファシズムを支えている勢力はなにか?」「大阪市民の反橋下の市民運動の広がりは」などの疑問が出されました。

 「大阪の出来事を直接、関係者から生の声として聴けたことがよかった」「リアルに橋下氏の実像を感じ取ることができた」「大阪の危険な動きを全国に広げる訳にはいかん」など感想が寄せられています。

 福岡市在住の弁護士さんの話

 「もう少し時間を取って話が聞きたかったと感じました。福岡にいるだけではマスコミが流す橋下市長のパフォーマンスしか見ることができないので、橋下氏と大阪の良心的な人たちとのマスコミが取りあげない攻防や、『実際に大阪の人はどう考えているのか』『このような市長を選んだことを市民はどう考えているか』を知りたいと思っていました。

 成瀬さんの「橋下市長の手法が、大阪市民の閉塞感をとらえ、少し上をたたく」というのはなるほどと思いました。極端な新自由主義が破綻するのは、小泉元首相や米英などを見ても、実際に生活にかかわる各分野で取り返しの付かない破綻が現れるまでは、なかなか表に出ない(国民的な批判にさらされなかった)ことを考えると、『橋下改革』というものの破綻をいち早く知らせていかなければ、このまま全国に広がってしまうのではと危機感を持っています。